
![]() 日本のバイクレース史にみるスクランブラー 日本のオートバイ技術が急速に発展した1950年代、つまり第二次世界大戦が終わり、職を失った多くの飛行機技師たちがこぞってバイクを作り始めた時代。国内にはホンダやヤマハを筆頭に、200社を超えるバイクメーカーが存在した。 オフロードバイクの原型スクランブラーという名前のバイクがトライアンフやドゥカティをはじめとした海外メーカーで発売され、ネオ・クラシックの中の一つのジャンルとして確立している現在。元を辿れば1950年代からヨーロッパを中心に人気を誇った未舗装路を使ったスクランブルレース(今で言うモトクロス)で使われていたバイクが原型となっている。その後レース用バイクは技術の進化に伴って、現在のモトクロッサーやモタード、トライアルバイクのように様々な形に発展していった。しかし、かつての美しいモーターサイクルを愛するライダーの声に応え当時のスタイルを再現し、最新技術を詰め込んだロードバイクとして、スクランブラーモデルが現代に蘇ったのだ。 ![]() ネオ・クラシックの中でもスクランブラータイプを選択したら、目指したいのはオフロード的スタイルだ。マン島TTレースをはじめとしたオートバイレースを起源にもつ英国ブランドBELSTAFFのアドベンチャージャケットTRIALMASTERに、パンツはアメカジからスタンダードカリフォルニアをチョイス。グローブとブーツはダートを意識したブラウンで統一してみた。ヘルメットはクラシカルなオフロードデザインを取り入れたSHOEIの最新モデルEX-ZEROで決まりだ。
ヘルメット:SHOEI EX-ZERO ¥38,000(税抜)~ スクランブラーラインナップ![]() TRIUMPH
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