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ダートや林道に挑戦したい

バイクは、冒険心を満たすツールでもある。オフロードバイクなら、それをより実現しやすくなることは間違いない。オンロードバイクに乗っているときは目に入らないことが多いけど、じつは首都圏の近くにも未舗装路はまだ多く残されているのだ!

Point01
初心者は足着きも重視
初心者は足着きも重視
いざというときにパッと足を着ける安心感は、オフ初心者のバイク選びで重視したい要素のひとつ。ときには両足で漕ぎ、トコトコ行こう。
Point02
扱いやすいエンジン
扱いやすいエンジン
ダートでは、低速で慎重に走るシーンも多くなる。出力よりも、極低速域における粘りを重視したい。ピックアップが良すぎるエンジンは、後輪の空転につながりやすく扱いにくい。
Point03
大径のスポークホイール
大径のスポークホイール
フルサイズオフ車の場合、フロントが21インチ、リアが18インチというのが定番。大径ホイールを履くことで、悪路走行時の安定性を高めているのだ。しなやかなスポークホイールも必須。

最初はフレンドリーな
機種を選ぶのが正解

 エントリーライダーや、中上級者でも、これまでオンロードのみでバイクに乗ってきたというライダーが、初めてオフロードに挑戦するなら、とにかく扱いやすさを重視することをお薦めする。
 説明するまでもなく未舗装路は、舗装された一般的なアスファルトの道路よりも滑りやすく、ちょっとした操作ミスなどが転倒につながりやすい。オフロードカテゴリーのなかでも扱いやすさを重視した機種であれば、運動性能ではスポーツ系に一歩譲ったとしても、バイクの操作がイージーになり、結果的に転倒のリスクを減らせるからだ。
 山道を、ときには両足も使いながらトコトコと進むような、マウンテントレッキングを想定した機種には、そのように扱いやすくフレンドリーな性格が備わっていることが多い。筆頭は、ヤマハのセロー系。ホンダのXR230やかつてのSL230、カワサキがかつて販売していたスーパーシェルパなども、このジャンルに含まれる。さらに、現行型のうちカワサキのKLX125やヤマハのトリッカーも、同様の傾向になっている。
 まずはトレッキング系で基礎を学び、物足りなくなったらヤマハのWR250Rなどのよりスポーティな機種にステップアップするのが、楽しく安全にオフロード遊びを続ける、ひとつのライン取りとなるだろう。

爽快かつ非日常的で最高!

ココも注目!⇒ガード類も大切!

オフロードの場合、どんなに気をつけていても転んでしまうことが多々ある。そのため、林道などで転倒したときに機能部品が大きく損傷することを抑止するガード類を備えていることもバイク選びの重要な要素となる。とはいえ多くのパーツは、車両購入後に追加装着することも可能だ。

ガード類も大切!
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ダート入門バイクセレクション

YAMAHA SEROW250
トレッキング系の代表
YAMAHA SEROW250
新車価格●50万7600円
中古相場価格●18〜47万円
初代の223cc時代から、マウンテントレールを提唱し続けるシリーズ。810mmのシート高と大きなハンドル切れ角、粘り強いエンジンを持つ。
ヤマハ セロー250の中古車を探すヤマハ セロー250の中古車を探す
ヤマハ セロー250のカタログヤマハ セロー250のカタログ
KAWASAKI KLX125
際立つコンパクトさ
KAWASAKI KLX125
新車価格●34万8840円
中古相場価格●17〜40万円
稀少なマニュアルクラッチ仕様の原付二種オフローダー。フルサイズよりも小径な前後19/16インチホイールを採用し、車体はスリムだ。
カワサキ KLX125の中古車を探すカワサキ KLX125の中古車を探す
カワサキ KLX125のカタログカワサキ KLX125のカタログ
HONDA XR230
ニーサンマルは優しい
HONDA XR230
中古相場価格●23〜43万円
XR250はスポーツ性を重視してきたが、00年代後半を中心に活躍したXR230は、キャブ仕様の18馬力空冷エンジンと805mmのシート高だ。
ホンダ XR230の中古車を探すホンダ XR230の中古車を探す
ホンダ XR230のカタログホンダ XR230のカタログ

中古相場価格は、GooBike.com調べ。

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