
お買い得だと言いつつも、中古車である以上はチェックしておきたいポイントや、留意すべき点がある。ここではSOXさいたま中央店で伺った「お買い得プレミアム中古車ならではの注意点」を紹介していこう。
維持費を考慮しておくことが重要だ
かつてのプレミアムモデルがリーズナブルに買えるということで、なんだか良いことずくめのような気がするのだが、やはり注意すべきポイントは存在する。
基本的に90年代以降はエンジンの耐久性は上がっているので、セルを回してすぐに始動できれば問題はないだろうとのこと。ただし、高回転を多用している車両も多いので、異音などはしっかりチェックしたい。また、タイヤなどが硬化している車両は、長期間動かしていない可能性が高い。放置による各パーツの劣化やグリス切れなどをチェックしたい。ちなみに90年代以降のモデルは、いまのところパーツ供給の心配はないとのこと。あらかじめ変えておきたいパーツは交換してしまうのも良いかもしれない。しかしそうすると、安く買えるという利点が少なくなってしまうのが少々残念だが・・・。
また、輸入車や逆輸入車で注意が必要なのが、純正パーツの価格。総じて高価な場合が多く、せっかく安く買ったのに維持費がかさんでしまう。車体は安くともプレミアムモデルだということを、肝に銘じておきたい。
これらの注意点を考慮しても、やはりプレミアムモデルがリーズナブルに購入できるのは大きな魅力!ポイントを押さえて、楽しいバイクライフを送ってほしい。