かつてはプレミアムだったモデルの数々が、なぜいまリーズナブルな価格で買えるのか?当然ながら、そこにはれっきとした理由がある。なかでも重要な4つの“ワケ”を紹介しよう。
一般的にバイクはモデルチェンジがあると、前モデルの価格は下がる傾向にある。つまり、モデルチェンジを繰り返しているモデルは、その旧モデル、さらにその旧モデルになると価格が下がっているということ。実際にヤマハのYZF−R1などは、初期型モデルで、中古車相場が約35万円〜60万円ほど。このあとに紹介するZZR1100やCBR900RRなども、それぞれZX-14RやCBR1000RRといった実質的な後継モデルが存在する。現行モデルの旧型は狙い目だ!
現行モデルに後継機がない、いわゆる“絶版車”にもお買い得プレミアム中古車は存在する。その特徴は「人気がありすぎた」というもの。つまり、市場に多くの中古車両が出回っている関係で、価格の上昇が抑えられているというものだ。とくにGPZ900RやVMAX1200といったロングセラーモデルは中古車両のタマ数が豊富。その人気の割には、お買い得なプライスが付けられていることが多い。まさに「かつての憧れ」を手に入れるには絶好のチャンスなのだ。
10年代以降の高年式モデルは当然ながら、価格も高い。また80年代前半より以前に生産された、いわゆる“旧車”は希少価値によって、価格が高騰している。しかし、今回紹介するお買い得プレミアム中古車は、ほとんどが90〜00年代のモデル。この絶妙な年代は、まだ希少価値もそれほど高まっていないものがほとんどで、かつての高級モデルがリーズナブルな価格で購入することができる。まさに、いまが買い時!ということだ。
4輪車同様、一般的に輸入車は中古車になると価格がガクンと下がる傾向にあるという。理由としてはさまざまあるのだが、「高価な輸入車を買うユーザーは、新車を好む」というものがその最たるものとして考えられる。しかし、これは逆にいえば比較的リーズナブルな価格で輸入車を狙っているユーザーにとって大きなチャンス!新車ではとても買えなかった高価な輸入車をリーズナブルに購入することができるというのは嬉しい限りである。
中古相場価格は、GooBike.com調べ。
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