街のバイク乗りに聞いたツーリングで寄りたい温泉地トップ3 |
- 走りとお湯のバランスで
みんなが薦めるのはココ!
- バイクツーリングの途中に楽しむ温泉は、付近に走って楽しい道があることも選択の条件となるだろう。
首都圏に住むベテランライダーにアンケートしたところ、そんな欲ばり条件を満たす温泉のナンバー1に輝いたのは、群馬県にある草津温泉。室町時代の僧だった万里集九や江戸時代初期の儒学者だった林羅山が日本三大名泉のひとつに数えた、街の中心にある毎分4000Lの温泉が湧く湯畑でも知られる名湯だ。
この草津温泉からは、草津白根山の横を通り、志賀高原を経由して長野県の湯田中温泉郷へとつながる、志賀草津道路がある。国道292号の一部区間で、ルートには標高2172mの日本国道最高地点も。40km以上の全線にわたって標高差と変化に富んだ多彩なカーブが続く、ライダーを楽しませてくれる絶景の道だ。
さて、首都圏ライダーが挙げたツーリングで行きたい温泉地第2位は伊豆・箱根だ。湯河原に熱海、伊東、修善寺、河津、土肥・・・と、このエリアはとにかく温泉地が豊富。一方でルートも、芦ノ湖スカイラインや伊豆スカイライン、西伊豆スカイラインに海沿いの国道135号や136号など、気持ちいい道ばかり。定番ながら、温泉好き首都圏ライダーにとっては外せないエリアだろう。
ところが3位になったのは、「ツーリングは日帰りがほとんどで、その途中で温泉には入らない」という意見。「また汚れるし、湯冷めしそうだし・・・」というのがその理由。ツーリングから帰って、自宅でゆっくり湯船に浸かって疲れを癒したいというライダーが意外に多かった。


- 1位の草津温泉は群馬県にある。この草津温泉と長野県の湯田中温泉郷をつなぐのが、絶景ワインディングの志賀草津道路だ。2位の伊豆・箱根は、随所に名湯があるエリア。西伊豆スカイラインに近いのは、修善寺温泉や土肥温泉など・・・。3位の自宅組には、入浴剤使用派も多い。
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