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パニガーレの真打登場!?S1000RRベースの高性能版今や、リッタースーパースポーツではモトGPマシン並みの電子制御装置が投入され、ストリートモデルとしてABS採用も当たり前(レース用に特化したABSの採用もある)、HP4とF4RRにはセミアクティブサスペンションまで採用された。こうした最先端技術の投入に関して、国産車は完全に遅れを取ってしまった印象だ。 最新型F4RR、その驚愕のポテンシャルF4RMVアグスタのフラッグシップF4シリーズは、F4/F4R/F4RRの三本立て。基本的デザインは初期型からの流れを汲むが、リアの四本出しマフラーはタイヤの逃げを大きく取り新しくデザインされるなど、着実に進化を続けている。 ラインナップに変化の見えるビモータ![]() 今年はリッタースーパースポーツで全くのニューモデルはなかった(KTM 1290スーパーデュークは参考出品)。しかし、今年のショーで技術の粋が凝縮されたマシンへの熱い思いが沸き起こってこなかったわけではない。電子制御装置の進歩で、超高性能を人間が扱えるものとして取り出すことのできる可能性に胸が膨らむのだ。そう考えたとき、この分野でもリードしてきた国産車は、ヨーロッパ車に遅れを取っている。真のメリットを追求し、採用を控えているのかもしれないが、国産メーカーの置かれた厳しい状況の影響もあるのだろうか。 |
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