GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 >誰もが高性能を手にできる新時代の幕開け 00’s←90’s
誰もが高性能を手にできる新時代の幕開け 00’s←90’s

 かつては夢だった時速300キロが、カワサキZZR1100の登場で現実味を帯び、ハヤブサとZX-12Rがそれを実現した。日本には時速100キロという制限があるのだから、そんな数字は無意味かもしれないが、出す出さないは別にして、その超高速を実現する性能を持つマシンを選ぶのは、立派な選択理由だ。
 また、近年のリッタースーパースポーツは、レーサーのベースマシンという意味合いも大きいので『レプリカ』の域を超え『レーサーそのもの』の性能を持つに至っている。それでいて、日常使用もこなすのだから全く素晴らしいという他ない。
 パフォーマンスの高さは、国産バイクの魅力のひとつ。これほどの『速さ』を、この価格帯で手に入れられるのは日本製スーパースポーツだけだ。選択肢もタマ数も豊富なので、是非一度愛車としてもらいたい。

KAWASAKI ZZ-R1100
KAWASAKI ZZ-R1100

水冷4ストロークDOHC4気筒 1,052cc
最高出力:147ps/10,500rpm 重量:228kg
全長×全高×全幅:2,165×1,210×720(mm)
中古車価格帯 19.9万円〜 99.8万円

1990年代前半、市販車世界最速を維持し続けたスピードスター。スピードメーターは320km/hフルスケール。最高速だけでなく、運動性も高いなど全方位で高性能を発揮した。現在は後継モデルZZR1400が販売されている。


HONDA NR750
HONDA NR750

水冷4ストロークDOHC V型4気筒 747cc
最高出力:77ps/11,500rpm 重量:223kg
全長×全高×全幅:2,085×1,090×890(mm)
中古車価格帯 475万円〜 480万円

4ストロークGPレーサーNR500で培った技術、楕円ピストンを市販車として唯一採用。エクステリアパーツにカーボンを多用するなど、コストを度外視して技術の粋を尽くした特別な一台。500万円を超える新車価格も話題となった。


HONDA CBR900RR
HONDA CBR900RR

水冷4ストロークDOHC4気筒 893cc
最高出力:124ps/10,500rpm 重量:185kg
全長×全高×全幅:2,055×1,115×685(mm)
中古車価格帯 32万円〜 64.8万円

運動性の向上を狙い軽量化を徹底、リッタークラスながら400cc並みの車重を実現した。モデルチェンジごとに排気量を拡大、そのコンセプトは現在CBR1000RRに引き継がれている。


YAMAHA YZF-R1
YAMAHA YZF-R1

水冷4ストロークDOHC4気筒 998cc
最高出力:150ps/10,000rpm 重量:177kg
全長×全高×全幅:2,035×1,095×695(mm)
中古車価格帯 39.8万円〜 147万円

“ツイスティロード最速”を標榜し、177kgという軽い車体と、150psという大馬力を引っさげて登場。圧倒的な速さで性能基準を一段階引き上げた、リッタースーパースポーツの世界においてターニングポイントとなったマシン。


SUZUKI HAYABUSA 1300
SUZUKI HAYABUSA 1300

水冷4ストロークDOHC4気筒 1,340cc
最高出力:195ps/9,500rpm 重量:260kg
全長×全高×全幅:2,190×1,165×735(mm)
中古車価格帯 49.8万円〜 398万円

スズキのフラッグシップ。デビュー当初は実測で300km/hを超える最高速ばかりがクローズアップされたが、バイクとしての完成度の高さが評価されるようになりロングセラーとなった。写真とスペックは2011年モデル。


SUZUKI GSX-R1000
SUZUKI GSX-R1000

水冷4ストロークDOHC4気筒 999cc
最高出力:183ps/11,500rpm 重量:205kg
全長×全高×全幅:2,045×1,130×720(mm)
中古車価格帯 42万円〜 180万円

レースでの勝利を念頭に置いた、ソリッドなスーパースポーツ。2年毎にフルモデルチェンジを行っており、最新2012年モデルも発表済み。写真とスペックは2011年モデル。


HONDA DN-01
HONDA DN-01

近年、目立つ新技術にミッションのAT化がある。ホンダのDN−01やVFR1200F DCTはフルATだし、ヤマハのFJR1300ASはクラッチレスのセミATだ。“操って楽しむ”要素の強いバイクでは、四輪のようにAT車ばかりになることはないだろうが、ひとつのジャンルとして発展していくことは間違いないだろう。


 今や、日本のバイクのメインストリームとなっているネイキッド。各メーカーが様々なモデルを用意しているので、車種の選択肢も豊富だ。日本ではオーセンティックなスタイリングを持つモデルの人気が高いが、ヨーロッパではスーパースポーツをネイキッド化したような、過激なスタイルとスポーツ性を持つストリートファイタースタイルがここ数年人気を博している。その流れを受けてか、日本でもカワサキのニンジャ1000などが人気上昇中である。どちらを選ぶかはライダー次第だ。

YAMAHA XJR1300
YAMAHA XJR1300

空冷4ストロークDOHC4気筒 1,250cc
最高出力:100ps/8,000rpm 重量:245kg
全長×全高×全幅:2,175×1,115×765(mm)
中古車価格帯 29.7万円〜 185万円

クラス唯一の空冷エンジンが魅力。1994年デビューのXJR1200は、1998年に1300cc化され、インジェクション採用の現行モデルは2006年に登場した。写真とスペックは2012年モデル。


HONDA CB1300 Super Four
HONDA CB1300 Super Four

水冷4ストロークDOHC4気筒 1,284cc
最高出力:101ps/7,000rpm 重量:266kg
全長×全高×全幅:2,200×1,205×795(mm)
中古車価格帯 35万円〜 145万円

ビッグネイキッドの傑作。ルーツは1992年登場のCB1000SFである。1998年に1300cc化され、2003年に現行モデルに進化、2005年にハーフカウル付きのスーパーボルドールが追加された。写真とスペックは2012年型スーパーボルドール。


KAWASAKI Ninja 1000
KAWASAKI Ninja 1000

水冷4ストロークDOHC4気筒 1,043cc
最高出力:136ps/9,000rpm(アジア仕様) 重量:228kg
全長×全高×全幅:2,105×1,170×790(mm)
中古車価格帯 101.6万円〜 115.5万円

ヨーロッパで人気の高いストリートファイターZ1000をフルカウル化し、快適性を向上させたモデル。シャープなスタイリングが好評で、“新世代のニンジャ”との期待を集めている。


BACK NUMBER

テイストフルな2気筒に乗りたい
バイク用のエンジンにはさまざまな形式が存在するが、・・・
手軽に遊べる小型バイクに注目
今、原付二種モデルの勢いがいい! そして、それにつられるように・・・
バイクに乗って冒険へ行こう
果たして世界にまだ冒険はあるのか

バイクはクルマと同じく移動の手段になる。しかし、多くのバイク乗りは・・・
ミドルスポーツを読み解く、
5つのポイント

1000ccスーパーバイクの遺伝子を感じるスポーティで・・・
クルーザーの正しい楽しみ方
クルーザー=アメリカンタイプのバイクと考えられていたのは、・・・
EICMA×東京モーターショー
2年に一度の東京モーターショーに、世界最大の・・・
スクランブラーを愉しむ
2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイル・・・
スーパースポーツを
100倍楽しく乗りこなす

レーシーなスタイリングに低いハンドルとバックステップ・・・
ヤマハSR400が
今なお支持される5つの理由

世の中には同一の車種名を持つロングセラーモデルは多いが・・・
いま、ネオ・クラシックが熱い
いかにもオートバイ然としたクラシックタイプのバイク。・・・
記事一覧