ホンダ CB1100
平均相場90.4万円
新車価格99.75万円(TYPE I)
4気筒カフェ復権!?CB1100に注目せよ
無限カスタムのCB1100はカフェムード満点!
無限のカスタムパーツで武装したCB1100はまさに現代のカフェレーサー。現行車でもここまでクールに仕上げられるというお手本のようなマシンだ。
取材協力/ホンダモーターサイクルジャパン
http://www.honda.co.jp/
無限 http://www.mugen-power.com/
70年代、空冷4気筒マシンをベースにしたカフェレーサーが世界中で流行したことがあった。その人気ベース車だったのが、ホンダCB750KシリーズとカワサキZシリーズ。どちらも空冷4気筒のエンジンを持つモデルだ。
シングルやツインにはないエンジンの存在感、そして圧倒的なパフォーマンスと、カフェレーサーのベース車としては申し分ない4気筒車。しかし近年のモデルでは、ノーマル状態で既に完成された現代的なスタイルを持つ車両が多く、カフェレーサーのベースには向かなかった。
そんな時に登場したCB1100。存在感と美しさを併せ持つ空冷エンジン、往年のCB750Kシリーズを彷彿とさせるメッキフェンダーなどの外装、そして最近では珍しい前後18インチのホイールサイズなど、カフェレーサーベースとしてはとても魅力的な一台なのだ!
その素性の良さに目をつけ、カスタムを施したのが、『無限』のカスタム車両だ。70年代のヨーロピアンカフェを思わせる小ぶりなビキニカウルに敢えてブラックアウトされたエキゾーストと、ツボを抑えたスタイルで往年のカフェレーサーファンの心をグッと掴む仕様なのだ。
70年代的なカフェレーサーを目指すのであれば、現行車の中ではピカイチの素性の良さ。最新モデルをベースにするのなら、CB1100に注目だ!
60年代のホンダGPレーサーのマフラーはみな艶消しブラックだった。このメガホンマフラーもそのイメージだ。メッキマフラーだけがカフェレーサーではない。
70年代のヨーロピアンカフェを思わせるビキニカウル。低めのハンドルとの相性は抜群だ。装着時はウィンカーも小ぶりにしたい。
開発陣が拘った空冷エンジンはなんとフィンの薄さが2mmしかない!狭いピッチで刻まれる深いフィンがノスタルジックな雰囲気だ。
CB1100のライバル車はコレだ!
CB以外にもクラシックな雰囲気を持つ車両がある。ここでは排気量の近いビッグバイクを中心に紹介しよう。トライアンフにノートン、ドゥカティとどれも個性的なマシンばかりだが、カフェレーサー向きの素性を持ったグッドマシンばかりだ。ここにピックアップした車両を見ても、カフェレーサー気分を味わえるバイクの需要が世界中にあるといえる。時代が変わっても多くのバイク乗りたちはカフェテイストを求めているのだ。
トライアンフ スラクストン
平均相場122.2万円
新車価格131.25万円
ロッカーズにも愛された往年のトライアンフの雰囲気を今に伝えるスラクストン。見ての通り、純正状態で既にカフェレーサースタイルなのだ!
モトグッツイ V7
カフェクラシック
新車価格105万円
70年代の名車V7を今の技術で再現した一台。シンプルな外装と、伝統の縦置きVツインが魅力の一台。エンジンの存在感ではCBの良きライバルだ。
ドゥカティ GT1000
平均相場109.1万円
新車価格140万円
70年代の名車750GTを思わせるスタイルが魅力のGT1000は現行ドゥカ唯一のクラシックスタイルだ。イタリアンカフェの王道を目指すならコレ。