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東京モーターショー スズキブース

SUZUKI  スズキ

国内市場を重視する姿勢も強くうかがえたスズキブース

バイク、クルマ、電動アシスト自転車やセニアカーなどを一堂に会し、ひとつのブースでスズキ全体の製品や将来に向けた取り組みを展示。メインテーマに「小さなクルマ、大きな未来」を掲げ、スズキらしいものづくりの精神や技術による、新しいライフスタイルも提案した。バイク関係では、日本独自となる400ccクラスの市販予定車を2機種発表。国内市場を軽視せず、活性化に向けた動きを続けていこう、という姿勢も感じられたぞ!

スズキブース

GLADIUS 400

意外なほど早い時期に発売が実現しそうな、
新型ネイキッド!

09年型でデビューした欧州向けVツインネイキッドのグラディウス。その国内仕様版がスタンバイ中だ。スチール製鋼管フレームに搭載されるエンジンは、かつてのSV400/S用を熟成してインジェクション化した、399cc水冷DOHC4バルブ。肉抜き加工のないリヤスプロケットを装備するなど、国内加速騒音規制対策もすでにバッチリ。1月末から2月上旬にはデビューしそうだ。

GLADIUS 400
GLADIUS 400 ブレーキ

輸出用650ccには標準ブレーキ仕様もあるが、国内版400ccはABS仕様のみとなるようだ。スズキは、ABSの標準化を積極的に行なっている。

GLADIUS 400 エンジン

非常に厳しいレベルにある国内の加速騒音規制に対応するため、水冷Vツインエンジンの左側は、樹脂製のカバーで覆われている。

GLADIUS 400 メーター

メーターは輸出用グラディウスと共通デザイン。中央のアナログ式回転計には、液晶表示のギヤポジションインジケーターも埋め込まれている。



BOULVARD 400

パフォーマンスクルーザーが力強いスタイリングに大変貌!

現行型ブルバード400を、北米クルーザーのブルバードMシリーズと共通イメージのスタイリングに刷新。ビキニカウル付きの角型ヘッドライトや、LEDテールランプ、メッキカバー付きの新型メーターなどを採用している。シングルシートカバーは別売となる可能性が高いが、価格は現行+5万円弱に抑えられ、来春には登場しそうだ。

BOULVARD 400BOULVARD 400 エンジン

右:挟角45度の399cc水冷V型2気筒エンジンは、すでにインジェクション化が施された現行型からほぼそのまま受け継ぐことになる。

BANDIT1250F ABS

海外仕様の参考出品は国内仕様発売に向けた準備?

欧州仕様のバンディット1250シリーズに10年型で追加されたGSX1250FA。フルカウルを専用で装備していることが、その最大の特徴だ。あくまでも参考出品とのことで、来場者が手を触れられない壇上に展示されていたのだが、よく見れば燃料タンクなどのコーションラベルは日本語版。もしかして、国内販売に向けて着々と準備中?

BANDIT1250F ABSBANDIT1250F ABS フロント

右:顔つきは、ちょっと前のGSX-Rと少し似ている。メーターは、全体的なデザインが現行GSX-R750/600と共通化された新作だ。

BURGMAN FUEL CELL
SCOOTER

市販車をベースに開発された
実走できる燃料電池スクーター

前回の東京モーターショーで展示されたクロスケージの技術を進化させた燃料電池モデル。700気圧の高圧水素タンクを採用しており、30km/h定地走行で350kmという実用的な航続距離を達成。欧州で市販されているバーグマン200/125をベースとすることで、いつでも二輪車の次世代燃料化に対応できることをアピールしていた。

BURGMAN FUEL CELL SCOOTER

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