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東京モーターショー ホンダブース

HONDA  ホンダ

単独ブランドとしては最大のブースに
クルマや汎用製品と合同で展示!

今回は、二輪車と四輪車、さらに汎用製品も合同で展示されたホンダブース。テーマとして掲げられたのは「ないものをつくれ」。このうち二輪車については独自の可能性に挑戦し、独創性と夢があふれる新価値商品を多数提案。近い未来に向けた電動コミューターから、国内発売間近かと予想されるモデルまでその展示は多岐にわたっていた。ちなみに汎用製品のなかにも、歩行をアシストしてくれる器具など、興味深いアイテムが多かったぞ!

ホンダブース

VFR1200F

通常タイプの国内仕様は来年5月DCT仕様は7月ごろにデビュー?

新V4戦略第1弾となる、1237cc水冷V型4気筒エンジンを搭載したスポーツツアラー。通常のマニュアル仕様と、ATのデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)仕様が用意される。フレームはアルミ製ツインスパー。ブレーキは、電子制御のコンバインドABSを装備。エンジンに採用されたユニカムとは、吸気側バルブを直打式で、排気側をロッカーアームで作動させるシングルカム機構のこと。海外仕様は発表済み。発売予定の国内仕様の価格は140万円台(DCT仕様は+30万円弱)と予想しておこう。

VFR1200FVFR1200F

従来型VFRよりも、ボディはひとまわり大柄に。とは言えエンジンは、挟角を76度(従来型は90度)に設定するとともにユニカム方式などを採用したことで、とてもコンパクトに仕上がっている!

VFR1200F メーター

メーターはフローティング風のデザインで、中央にアナログ式回転計を配置。左側液晶パネルには速度や残燃料、右側パネルにはツイントリップや時刻、水温などを表示。

VFR1200F パニアケース

ツーリング性能をさらに高める数々のオプションパーツもすでにスタンバイ済み。ボディ同色のパニアケースは、左右各29L容量で、ワンタッチ装着が可能。フルフェイスヘルメットも入る。

VFR1200F グリップ

DCT仕様では、左手側グリップにMTモードで使うアップ(+)/ダウン(−)スイッチが、右手側にモード切り替え スイッチがそれぞれ装備される。

VFR1200F ギア

DCT仕様は、モードをフルATのドライブまたは、セミATのスポーツいずれかから選べる。ギヤ選択は、左手側スイッチなので、シフトペダルはない。

80年代の元祖VFR!

82年のVF750セイバーからはじまったホンダのナナハンV4は、86年には初代VFR750F(RC24型)へと発展。スポーツ性を重視しつつ、高いツアラー性能を追求した姿勢は、排気量782ccの従来型VFR、そして今回のVFR1200Fに受け継がれている。

元祖VFR
CB1100 Customize Concept

CB1100 Customize Concept

オトナのライダーを狙い撃つ、
本物の空冷4気筒モデルなのだ!

美しい1100cc空冷DOHC4バルブ4気筒エンジンに、リヤの2本ショック、クロームメッキの施された前後フェンダーとマフラー、ナナハン並みの車重とサイズなどなど。オトナの風格ただよう新型ネイキッド。スタンダード仕様は来春に、100万円前後で発売されそう。上のカスタマイズ仕様は、限定コンプリート車として市販化の可能性も……。

CB1100VFR1200F

CB1100

左:多くのカスタマイズが施された上のコンセプトモデルに対して、こちらはスタンダードな市販予定車。発売時のカラーバリエーションは、黒、白、赤の3色か?
右:メーターは、アナログ表示の220km/hスケール速度計(左)と、8500回転からレッドゾーンが始まるタコメーター、残燃料などを表示できる液晶パネルの組み合わせ。

ホンダのマイルストーン

世界初の量産4気筒エンジンを搭載して、69年型で登場したのが、736cc空冷OHC2バルブのCB750フォア。それから約40年。新しいCB1100は、往年のCBをモチーフにデザインされた。元祖・空冷4気筒CBにも負けぬ、二輪車としての美しさがある。

ホンダ マイルストーン

EVE-neo

荷物の積載もバッチリな、
静かに走れる電動ビジネスモデル!

インホイールモーターを後輪に採用する電動コミューター。リヤには大きなデッキを備え、荷物の積載性が高められている。郵便や新聞の配達など、タフさが求められる業務での使用も視野に入れているとか。市販時期に関しては未定だけど蓄積されたノウハウは次世代の電動式コミューターにつながるはずだ!

EVE-neo

EVE-neo メーターEVE-neo コネクター

左:かなりシンプルにデザインされたメーターは、電動モデルらしいフル液晶表示式。
右:車体左側カバーに隠されたコネクターを使って充電を行なう。充電器は、家庭用の大型急速充電器のほか、シート下に収まる携帯用も用意される。

EV-Cub

シンプルかつ機能的。
動力に電気を使うカブの未来形!

電動のコンセプトモデルで、カブのシルエットを継承しつつ、スタイリッシュにまとめられている。アルミダイキャスト製フレームよりも注目なのは、前後輪ともにモーターを装備した二輪駆動という点。これにより、走破性の向上と同時に、制動時の発電量増加も狙われている。とは言えこちらは、まだモックアップ(模型)の段階だった。

EV-Cub
DN-01 Touring Concept

DN-01 Touring Concept

大人のオートマチッククルーザーに、
旅装備をプラス!

ホンダ独創の油圧機械式無段変速機(HFT)を装備した680cc水冷VツインクルーザーのDN-01に、パニアケースを標準装備し、スクリーンを大型タイプに換装したモデル。もちろん、単品パーツとしての販売も可能だけど、ショーでの評判次第では、コンプリートモデルとして発売の可能性もアリ!?

PCX

来春には日本でも発売されそうな
タイ生産の世界戦略モデル

PCX

09年11月にタイでの生産と販売が開始されたスクーター。クランク端の発電機がセルモーターを兼ねる、ACGスターターを装備。アイドリングストップ機構も採用する。

VT1300CS

より先鋭的なスタイリングの
市販予定ストリートカスタム

VT1300CS

09年11月発売開始の国内仕様VT1300CXをベースに、ネック部の低いフレームやストレッチ燃料タンク、専用ホイール、タンクオンメーターなどを専用装備した派生モデルだ。

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