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2009年の今だからこそイカツイ姿カタチに惹かれるGS1200SSがデビューした01年ごろは、バイクがどんどん進化していたように記憶している。そんななか、敢えて油冷エンジンに80年代の耐久レーサーを彷彿とさせるハーフカウルを装備したGSを目にしたとき僕は「なんでいまさらこんなの出したんだ?」って思った。けれど、時間が経ってあらためて目にすると、これほど『硬派』とか『男の……』といった形容詞が似合うバイクも少なく、時代を超えた格好良さを感じる。ただし生産期間が短くタマ数も少ないので、中古の値ごろ感は薄い。 VTRは、総合評価で誰もが高得点を付けるバイク。あまのじゃくの多い(と思う)バイク乗りからすると「改めてこれを選ぶか?」と思われそうだが、これほど誰にでもバイクの楽しさをわかりやすく伝えられるバイクも少ない。今年、新型が発表されたおかげで、中古車市場にも買い得なモノが増えるんじゃなかろうかと、ひそかに期待しているのだが……。 ホンダ VTRサイズ以上に楽なハンドリング。耐久性もお墨付き。パワーを考えると少々物足りないと思ってしまうのはいたしかた仕方がないが、それでも一度は乗ってみる価値アリ。
中古車平均価格 31万5400円 スズキ GS1200SS丸パイプで構成されたダブルクレードルのフレーム、スズキ伝統の油冷エンジン、丸目2灯のハーフカウル、主張の強いでかいマフラーなどなど。80年代のレーサーをイメージしたフォルムは、無骨以外の何者でもない。
中古車平均価格 72万4000円 ●カワサキ W650 ●BMW F650GS ●ヤマハ XTZ660 テネレ |
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