スーパースポーツの歴史は90年代から始まった(その前はレプリカ)。最高速300キロなんて、夢の世界に到達したのもこの時代。ヨーロッパやアメリカじゃモンスターマシンの登場にライダー達は驚喜した。誰にも負けないくらい速いのはもちろんだけど、その多くが乗り心地も良くて快適だっていう欲張りなマシンだったから、それも当然。
各メーカー、市販車世界最速の座を争って開発を続けていたが、あまりに凄いことになってきて、遂には各方面から心配する声があがるようになり、今じゃどの国の仕様も300キロでリミッターが効くように自主規制されている。つまり競争したらリミッターのない90年代のマシンの方が速いってこと。まあ、そんな非常識な競争する事はまずないけどね。