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2024/07/24 09:24:39 更新【ブレーキ、オイル交換】ホンダスーパーカブC125 フロントブレーキパッド交換、エンジンオイル交換ホンダ スーパーカブC125

作業実施日 2024/06/16

定期オイル交換とブレーキパッド交換のため、ご入庫いただいたホンダスーパーカブC125です。

毎日通勤でご使用されている車両で、月間走行距離は125cc以下の原付車両としてはまあまあ多いお客様。 それでもバイクのコンディション維持のために2000キロ毎にオイル交換でご入庫されます。 前回の交換時にフロントブレーキパッドが間もなく交換といえる状況でしたので、交換用の新しいパッドを用意しておきました。 小排気量車は常用のエンジン回転数が高めになります。 これは小排気量で必要なパワーを発揮させるためには交換化させる必要があるからです。 エンジンのパワーはエンジン回転数と比例して上昇しますので。 エンジンの回転数が上昇すればするほど、エンジンが燃焼(圧縮→発火、爆発によりピストンを押し下げます)のサイクルが増えます。 小排気量のエンジンは大排気量よりも運動量が多く、当然ながらそのエンジンの潤滑や洗浄を担うエンジンオイルはより高性能なものを早いサイクルで交換する必要があります。

小排気量車はエンジンオイル容量も少ないのです。 こちらのスーパーカブC125はオイル交換量がわずか0.8リットル。 少ないオイル量で高回転エンジンを保護し洗浄しなくてはいけないのです。 高回転ですからそれだけピストンの動く回数が多いんです。 金属同士が接触していれば傷だらけになり、熱を持ち、焼き付きます。 なので金属同士の摺動面を保護するようにオイルが介在します。 高回転でこすれあう金属同士ですから、絶対に油膜切れを起こさせないようにしなくてはいけません。 高回転ですからそれだけ燃焼回数が多いのです。 そうなれば燃焼ガスが発生します。 燃焼ガスはマフラーから排気されますが、それでも徐々に燃焼時に発生するすす(カーボン)が蓄積されます。 エンジンオイルはこのようなエンジン内部の汚れを吸着させる役割も担いますが、オートバイは少ないオイル容量ですからすぐにオイルが黒く汚れます。

原付のような小排気量車こそしっかりと早めのオイル交換を実施し、またオイルの品質は良いものを選ぶ必要があるのです。 こちらの車両に使用するのはミッツ・ハー公式推奨エンジンオイルのルブロス ご納車時に純正相当のエンジンオイルを使って整備を行いました。 ところが2速から3速へ変速する際のシフトタッチに若干の違和感を感じるとオーナーからご指摘を受けました。 走行に問題となるレベルではありませんし、車両特有のクセのようなものと言ってもいいレベルです。 ただ、せっかくならオイル銘柄を変えて変化するか試してみましょう…ということになり、ルブロスシリーズ中コスパナンバーワンのMoto-STを使用しました。

Moto-STに替えたところ明らかに変速時のショックが減り、シフトタッチガ改善されたものの交換から1000キロを過ぎる頃には再び違和感を若干お感じになるとのこと。 そこで更にグレードアップということでエステル&PAOをベースオイルにした100%化学合成油で、ルブロスシリーズ中人気ナンバーワンのMoto-SSに変更。 以後、Moto-SSを継続使用していただいています。 そのことからもお分かりになるとおり、シフトタッチが劇的に良くなり、更に吹け上がりが軽くなったとのことです。 エンジン自体が小排気量で力がありませんから、エンジンオイルの交換で拭け上がりなどの変化が体感しやすいんですね。

ルブロス Moto-SS 5W-50は当店で人気のエンジンオイルです。 APIの最高峰グループVに分類されるエステルと、グループⅣに分類されるPAO。このトップ2グループをベースに使用しています。 エステルは分子構造にマイナス極性の酸素物資を持つため、金属の摺動面に密着する性質を持ちます。一般的なエンジンオイルは、通常6時間程度でピストンやシリンダーから流れ落ちてしまいますが、エステルがあると薄く均一な被膜が付着したままを維持できるため、金属の直接接触をある程度避けることができます。 また、エステルはもともとジェットエンジンの潤滑剤として開発されたため、熱安定性と化学安定性に優れ低粘度のベースオイルを使用できるだけでなく、低粘度でも摩擦を下げてくれるので馬力損失を少なくできます。更にせん断安定性、低温流動性、揮発防止性、洗浄分散性など数々のメリットがあります。

PAO(Poly-a-Olfin)は合成炭化水素とも呼ばれ、エチレンから製造される「a-オレフィン」を原料にし、重合反応と水素化処理によって精製されます。 粘度指数が高く、高温時においてはVHVIよりも厚い油膜を保持することが可能です。 ワックス分を含まないことから低温粘度特性にも優れ、低温時の始動性向上や暖気時間の短縮、省燃費性能に利点があります。 また、エステルの弱点とも言える耐久性を克服しているのも特徴です。 ベースオイルの最高峰エステルと、高性能を維持しつつ実用域におけるメリットや耐久性を高次元でバランスさせたPAOの組み合わせに、ルブロス最大の特徴である新開発ベースオイル“ナノパフォーマ”を配合。ストリートからワインディング、サーキット走行会等のハードな走りまで幅広くお使いいただけます。 ルブロス独自に新開発ベースオイル「ナノパフォーマ」はふたつの効果をより高めます。 1.オイル分子の細分化 2.オイル分子の均一化 3.オイル分子の結合力強化 これらの特徴を持つナノオイル分子は、オイルと金属の隙間を埋め、ベアリング効果と密閉効果をより高める働きをし

ベアリング効果によるフリクションが少なくなる結果として 1.油温上昇の抑制・安定化・低減 (摺動抵抗の軽減により、摩擦発生と酸化・劣化の予防) 2.高回転での伸びが良くなる (クリアランスを均一化して、摺動抵抗を軽減) 3.エンジン音を抑える 密閉効果により吹き抜けを抑える効果として 1.パワーとトルクの上昇 2.ブローバイガスの減少 3.オイルの耐久性向上 これらの結果と効果により高められたエンジンパフォーマンスはパワーアップや燃費向上、エンジン寿命を延ばすといった様々な効果が期待できるのです。 Moto-SSは、高出力エンジンや高回転エンジンを搭載した高性能車に最適で、特にレスポンスを重視したライダーには最適なエンジンオイルです。 また、常に高回転となるスクーターにも最適な万能高級エンジンオイルです。

原付の場合、1500〜2000キロ毎(但し半年以内)のオイル交換が強く推奨されます。 このサイクルで定点観測的に各部を点検していると、各消耗品の次回の交換時期が見えてきます。 今回のブレーキパッドが良い例ですね。

走り方、乗りかた、走るシチュエーションにってタイヤやブレーキの劣化・摩耗は異なります。 定点観測的に決まったサイクルで点検していると、2000キロ程度でどれくらい摩耗するのかがわかってきます。 これにより、ブレーキパッドは次回オイル交換時(2000キロ後)に交換しようとか、タイヤ交換はあと3回くらい先のオイル交換(6000キロ後)まで持ちそうだとか、そういった判断ができるようになります。 うっかり摩耗していることに気づかず、気づいたときに慌てて部品を調達するといったことも防ぐことが出来ます。

オイル交換だからといって交換だけするのではなく、交換時期には各部の点検もわすれずに実施しましょう。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
スーパーカブC125
作業実績タグ

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