2024/06/07 18:01:21 更新【車検 整備】ヤマハ TDM850 車検整備ヤマハ ＴＤＭ８５０
ヤマハTDM850を車検、整備でお預かりいたしました。
今回は車検前の点検と整備、車検（代行）に加え、冷却水（LLC）の交換、前後ブレーキフルードの交換を行いました。 定期的に整備を実施しており、車検時に大掛かりな整備でもしなければ最短で2泊程度のお預かりで完了することも可能です。 こちらのお客様の車両は前回の車検からそれほど距離もふえておらず、また日常的にエンジンオイル交換等の基本整備はできていました。 その為、手のかかる整備はありませんでした。
車検費用についてご質問を受けることがありますが、基本的な日常点検と整備がしてあればそれほど費用はかかりません。 自賠責保険料24か月分が8,760円 重量税が最大5,000円（初年度登録年式により異なります） 検査・審査の非課税印紙証紙代が1,800円 これらがいわゆる「法定費用」になります。 車検の前に24か月点検に準じる点検と、車検ならではの調整や整備を行います。 この費用が11,000円。 そして車検を実際に受けてくるための手数料、いわゆる車検代行手数料が22,000円です。
今回は光軸が大幅にずれていたのでテスターで調整を行い検査を受けました。 こちらの車両は排ガス測定などは不要の年式ですが、旧い車両はヘッドライトの明るさがいつも課題になります。
車検前の点検整備では各可動部の状況を確認していきます。 ベアリング類の不具合や、ワイヤーケーブルの不良、チェーン等は奇麗に洗浄しえから注油もしていきます。 これらは基本的な車検整備料に含んでいます。
車検のタイミングでオイル交換やブレーキパッドの交換、タイヤ交換等を実施すると追加で費用がかかります。 日常的に整備点検を行い、適宜消耗品を交換していれば車検時はそれほど費用がかからずに済ませることができます。 今回は冷却水とブレーキフルードの交換だけを追加でご用命いただきました。
車検に洗車を行いますが、特にエンジン下部などは念入りに洗車し油分を落とします。 オイル漏れを指摘されることは稀ですが、それでも検査官の心証を抑止おけばスムーズに車検を終えることが出来ます。
洗車後はケイ素系のガラスコーティングを施工して作業が完了となります。 入庫した時よりも（車検前よりも）奇麗で快適なオートバイになるように仕上げていきます。 奇麗に仕上がればあとは車検場で検査を受けて終了です。
