【スクーターオイル交換】スズキレッツ エンジンオイル交換(ミッツ・ハーの作業実績 2023/11/13)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2023/11/13 22:15:56 更新【スクーターオイル交換】スズキレッツ エンジンオイル交換スズキ レッツ4

作業実施日 2023/11/13

スズキレッツ(50cc)のオイル交換です。 50ccはエンジンの発熱量が少ないため、特に短距離・短時間の走行を繰り返すとエンジン内部に結露が発生します。 エンジン内の水分はエンジン内部(ピストンリング等)を錆びさせ、オイルを希釈させてしまいます。 その為、短距離・短時間走行中心の使い方の方は走行距離に関係なく半年毎に交換を強く推奨します。

もちろんたくさん走る方は半年を待たずに交換してください。 原付車両なら1500キロ〜2000キロ以内で交換を推奨します。 特にスクーターは常時エンジンが高回転で稼働します。 排気量が小さいほど、高回転化しなければ出力(パワー)を発揮できないので仕方ありません。 しかしながら入っているオイル量は1Lにも満たず、こちらのレッツ4には700ccしか入っていません。 こうしたことから大排気量車以上にオイルの劣化は早いので注意が必要です。

こちらの車両は1年間オイル交換(点検)を実施していませんでした。 毎日乗るわけでもなく、1年間の走行距離はわずか800キロでした。 あまり乗らないから整備は不要と勘違いしないようにしてください。 1回あたりの走行距離・走行時間が短いんですね。 エンジンがしっかりと熱を持つ前に停止してしまうと、エンジン内部に結露が発生します。 大気中の水分が蒸発するほど、エンジンがしっかり暖まるためには15分以上の走行が必要です。 発生した結露(水分)はエンジン下部へ落下していきます。 エンジン下部にはオイルが溜まっています。 これに水が混入すと白濁し、乳化したクリームのような状態になります。 こちらの車両もやはり乳化したオイルがゲージに付着していました。

乳化したこと自体が問題なのではなく、乳化した理由…つまりエンジン内部に水が混入しオイルに混じってしまったことが問題なのです。 水分が混じったオイルはオイル本来の性能を低下させます。 メカニカルなことに詳しくない方でも、エンジン内部に水が混入するのは良くないとお感じになられることでしょう。 近距離、短時間しな乗らない方でも半年に一度は必ずオイル交換を実施してください。 オイル交換の交換サイクルは3000〜5000キロが推奨されます。 但し、原付車両は1500〜2000キロです。 小排気量車は常用回転域が高く(エンジンの運動量が多く)、普通乗用車の約2.5〜3倍のスピードで動いています。 小排気量ゆえに高回転化しないとパワーが出ないためです。 高回転化すれば金属の摺動部分を保護するオイルの劣化は早くなります。 しかしながら小排気量はオイル容量が少なく、普通乗用車の1/4〜1/6しか入っていません。 高品質なオイルを早めに交換することが必要な理由です。 くれぐれもオイル管理にご注意ください。

対象車両情報
メーカー・ブランド
スズキ
車種
レッツ4
作業実績タグ

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