ヘッドカバー部からのオイル漏れ修理(キックスタートの作業実績 2023/07/28)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2023/08/09 14:48:20 更新ヘッドカバー部からのオイル漏れ修理ホンダ XL250Rパリダカ

作業実施日 2023/07/28

よくあるトラブルでオイル漏れの修理ご依頼です。 車両はホンダXL250Rパリダカ。 シリンダーヘッド付近のオイル漏れですが何処から漏れているかわからないくらいシリンダーへッド周りがオイルまみれです。 これは全てのオイルシールとOリングを交換して漏れる要因となる部位を減らすことが大事な作業です。

まずは危険防止の為燃料を抜き取ります、ヘッドカバーを緩めていきます。が、、、、1本だけ物凄いトルクで締まってて普通に緩めても緩みません!!何故かここだけはボルト径が大きくなって、、、何とかOPENいずれのロッカアームシャフトも打ち込んである5×28のピンを特殊工具にて抜きます。
このOリングが経年劣化で硬化してシールの役割が全くありません。INとEX共に交換します。EX側は成功しました。がIN側が挿入時に抵抗があるので本日はここで終了です。そうです、疲れと長時間の作業は更なる失敗を連れてきます。日付が変わって心機一転!気持ちも新たに作業を進めます。気合と「力」を入れ過ぎてシャフトを押し込み過ぎてしまい、シャフトを元の位置に戻したら「お約束=切れる」です。
やはり急がす慎重にゆっくり丁寧に。は合言葉です。ピンを打ち込み終了です。デコンプカム部のシールも同時交換です。タペットカバー部とタコメータ部とキャブレターのマニホールド部のOリングも全て交換します。取付ボルトの位置をセットして液体PKを塗布し6分以内に装着組付けます。と、全てのボルトをトルクレンチにて締め付けて終了。
のはずが、、、、急いでヘッドカバーを再度取り外して原因究明をしなくとも「犯人」はこいつです。という一進一退を繰り返すのがこの作業です。
あと一歩というところで振り出しに戻ることになりました。
作業時間は大したことないのですがヤル気を殺がれるのでその都度お休みと復活のサイクルが必要な作業になります。
1歩進んで2歩後退する感じというのでしょうか。結論から言えばヘッドカバーからのオイル漏れは直りました。
ヘッドカバー取付ボルトの取り付け先(シリンダーヘッド)にヘリサードタップを装着することで解決です。アイドリング放置と公道テスト走行で漏れがないことを確認しましたので経過観察です。
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
XL250Rパリダカ
作業時間目安

4時間

作業実績タグ

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