
シーズン直前、旅バイクを考える 2019ツーリングマシン最新トレンド
免許を取ったらバイクを買ってツーリングだ!でもちょっと待って。
自分のツーリングスタイルを導き出すと欲しいバイクが変わってくるかもしれない。
どんなタイプが自分に合ったツーリングバイクなのか、ちょっと考えてみようじゃないか。まとめ:櫻井伸樹 写真:関野温

防水盗難心配なし
パニア&トップケース
日本のツーリングで雨はつきもの。だからトップケースやパニアケースがあると天候を気にしなくていいので便利。またハードケースはカギがかけられるので盗難の心配も少ない。さらには荷物の大小によるバッグの型崩れがないのも魅力だ。

絶対欲しい防風対策
ウインドシールド
バイクにウインドシールドが装着されていれば風圧を軽減することが可能だ。高速道路の走行風を和らげるだけでストレスや疲労はかなり軽減し、雨のときも濡れる面積が大幅に減る。また冬場のツーリングでの体感温度も相当変わるのだ。
ツーリングであると便利な装備がコレだ!!

積載とタンデムの必需品
リヤキャリア
タンデムやキャンプ道具などの大きな荷物を積む場合はこういったキャリアがあると安定感がまったく違う。大きな荷物を積む場合はキャリアにプラスして、ストレッチコードをかけるための荷かけフックがあるかどうかも確認しておきたい。

充電から防寒まで
シガーソケット
バイクにシガーソケットが装着されていると簡単に給電が可能。スマホの充電や冬場に電熱ウエアを使う場合などは、ここから電気を取る。バイクに装着されていなくても、社外品でバッテリーに直付けできる製品も多数あるので、ぜひつけておきたい。
本人がツーリングと思えばなんでもツーリングになる
多くの人が新しい生活を始める春。免許を取ってバイクに乗り始める人も多いだろう。そこで本誌を見ながら次なる相棒をお探しのことと思うが、ではバイクを買ったら皆さんはまず何をする? そう、まずはツーリングに行きたくなるはず。
そこで今回は、どんなバイクがツーリングに適しているのか、ちょっと考えてみたい。もちろんツーリングにもいろんなスタイルがある。日帰りなのか、宿泊するのか。キャンプ道具を積んで仲間と楽しむこともあるし、仕事をやめて日本一周のような長旅に出るパターンもある。
多くのライダーは日帰りツーリングがメインの楽しみ方だろうが、近年高速道路網の発展で、日帰りでも400km以上走ることがわりと普通になってきた。例えば首都圏近郊在住なら房総、富士山、伊豆、長野、栃木、福島あたりが日帰り圏内となるだろう。そういった高速道路をメインにしたツーリングの場合は、上で紹介しているような装備があると非常に便利なので、バイク選びの際にチェックしてほしい。
しかし本来ツーリングとは「ここではないどこかへバイクで行くこと」なので、それが原付だろうがスクーターだろうが、本人がツーリングと思えば、距離や車種に関係なくツーリングであることに間違いないので、そこは明記しておきたい。