ツーリング前の運行前点検は、「ネン・オ・シャ・チェ・ブ・ク・トウ・バ・シメ・ジ」と覚える

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ツーリング前の運行前点検は、「ネン・オ・シャ・チェ・ブ・ク・トウ・バ・シメ・ジ」と覚える

ポイントはツーリングの1週間前の週末にやること

 ツーリングの当日、行った先でバイクにトラブルが起きて帰れなくなるという話はよくあること。それではせっかくの楽しいツーリングも台無しだ。だから愛車のトラブルを未然に防ぐ意味でも運行前点検は非常に大切なことである。
 ここで紹介している「ネンオシャチェブクトウバシメジ」を呪文のように暗記しておけばいつでもバイクの点検ができるというわけだ。また、かなりの確率で故障や不具合を発見できるので、ぜひ覚えて実施してもらいたい。
 この点検のポイントは「ツーリングの前の週末にする」ということ。前の週に故障や不具合、メンテナンス不足が発覚すれば、1週間かけて修理、交換、メンテナンスが可能だからだ。

燃料

燃料がなければバイクは走らない。前日の夜か当日朝など、仲間と待ち合わせる前に必ず満タンにしておこう!

ネン 燃料
オイル

エンジンオイルが不足しているとエンジン焼き付きの可能性も。確認窓で、しっかり入っているか確認しよう。

オイル
車輪

空気圧は規定通り入っているか。スリップサインは出ていないか。異物などはないか前後とも確認。

シャ 車輪
チェーン

チェーンの錆や伸びを確認しておこう。チェーンのコマがカラカラなら適度なオイル塗布も必要だ。

チェ チェーン
ブレーキ

前後のブレーキがしっかりと利くかどうか。試走してレバーを握り、リヤブレーキはしっかり踏んで確認しよう。

ブレーキ
クラッチ

クラッチがしっかり切れるか試走して確認。ワイヤーの伸びやオイル切れも確認し、調整も視野に入れる。

クラッチ
灯火類

ヘッドライト・ウィンカー・テールランプ・ストップランプは確実に点灯するかどうか視認しておく。切れていると違法だ。

トウ 灯火類
バッテリー

セルボタンを押して、エンジンの始動が弱々しくないか。バッテリーが弱くなる冬場はとくに要注意だ。

バッテリー
締め付け

ペダル関係、エンジン周辺など、緩みやすい箇所のネジ類を確認して緩んでいたら締める。走行中に落ちたら大変だ。

シメ 締め付け
自賠責保険

期限が切れていると違法だし事故を起こしたら大変。ついでに任意保険や車検の期限も確認しよう。

自賠責保険

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