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3モデルにはそれぞれ、ルーツがあった!?レーサーレプリカ全盛期の90年代、ホンダ250cc・4ストロークの頂点に君臨したのがCBR250RRだ。当時は水冷並列4気筒エンジンを搭載していた。 ハーフカウルが特徴のGSR250SとVストローム250はフレームやエンジンが同じで、ポジションや防風性能もほぼ同じ。実質的な後継機といえる。 90年代初期から盛り上がったクルーザー人気を、ニーゴークラスから支えたのがレブル。当時は空冷並列2気筒エンジンを搭載した、トラディショナルなスタイルだった。 ライディングニーゴーモデルといえば、高速道路に乗れるクラスとしては最小排気量となるだけに、上位クラスに比べると走りのクオリティーは二の次・・・なんて思っていると大間違い。ラインナップの充実は、同時にライディング・パフォーマンスの向上をも果たしているのだ。 ★★★★★ HONDA CBR250RR ホンダからはすでに水冷単気筒エンジンを搭載したスーパースポーツ・CBR250Rがラインナップされているにも関わらず、それとは全く異なるエンジンやフレームで登場したCBR250RRは、やはり走りも別次元。とくに走行モードを「SPORT+」にすると、ワンクラス上のスポーツ走行が楽しめる。 ★★★★★ SUZUKI V-STROM250 とくに鋭いレスポンスを見せるわけではないのだが、街中からワインディング、高速道路でも心地よく走らせることができるのがVストローム250の大きな魅力。とにかくクルーズしている感覚が気持ちよい。絶妙なライディングポジションも相まって、とくにワインディングでは自在に車体を操ることができる。 ★★★★★ HONDA REBEL250 コンパクトな車体と小径ホイールの組み合わせは、意外なほどに旋回性が高く、ワインディングでも不満なく走らせることができる。もちろん、足つき性の良さはストップ&ゴーの多い街中でも快適そのもの。高速道路で走行風をモロに受けることと、パワーは上記2車種に比べると物足りなかったことがマイナス1となった。 ※中古車相場価格はGooBike.com調べ(2017年8月)。 |
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