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【RIDING MODE】走行モード

ワインディングに街中など、シーンに
合わせた適切な“走り”を楽しもう!

最近増え始めたライディングモードは、スイッチ操作で任意にエンジンの出力特性を変えるシステム。
スポーツ、スタンダード、レインと3つのモードが選択できる場合が多い。

走行モード
クリスのひとこと

クリスのひとこと

天候や路面状況などに翻弄されるツーリングで真価を発揮。多くのモデルに採用してほしい!
Sモード

Sモード

高速道路やワインディングでは、それなりにパワフルに、スポーティに走りたい。そんな時に、Sモードは力強いエンジン特性を発揮し、ライダーの要求に応えてくれる。
Tモード

Tモード

市街地走行やツーリングでは穏やかなエンジン特性のほうが使いやすく、ストレスの少ない走行が可能。そんな出力特性になるのがTモードで、ロングツーリングにも最適。
電子制御スロットル
YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)では、ECUユニットがライダーのアクセル操作を検知して、最適なスロットルバルブ開度を瞬時に演算。モーター駆動でスロットルバルブを作動させることで、吸入空気量をきめ細かく調整し、滑らかなトルク特性を発揮。ライダーの微妙な感覚に反応し、優れたドライバビリティを実現してくれる。
電子制御スロットル
電子制御スロットルは、作動を電気的に検知するため、従来のようなワイヤーは使っていない。だから作動性もスムーズ。

ワインディング走行から雨天走行まで適合

 エンジンの出力特性がスイッチひとつで変えられるなんて、一昔前には考えられなかった。しかし現在、ライディングモードを装備したバイクは数多くあり、今後さらに増えていく可能性が高い。電子制御技術の進化には目を見張るばかりだ。
 ライディングモードには、フルパワーを発揮するスポーツモードから、一般走行に適したスタンダードモードあるいはツーリングモード、雨の日の走行に適した穏やかな出力特性となるレインモード、さらにオフロード走行向きのエンデューロモードなど、メーカーや車種によって多彩な設定がされている。いずれにしても走行条件に最適なモードを選択することで、走りはがぜん楽しくなる。
 FJR1300ASにもライディングモードであるD-MODEが装備されている。モードは、ロングツーリングや市街地での扱いやすさを重視したTモードと、パワー感やスポーティな走行フィーリング、操る喜びを楽しめるSモードが選択でき、右スイッチに配置されたMODEスイッチを操作するだけで簡単に切り替えられる。
 実際に走行状況に合わせて切り替えてみたが、出力特性はかなり変化し、Sモードでワインディング走行を楽しんだ。またTモードは、穏やかなフィーリングとなるので、ゆったりとツーリングするときに最適だし、雨天時の走行にも安心だ。ツアラーという観点からすれば、さまざまな状況に際し、適切な出力特性が得られるのが嬉しい。

走行モード搭載モデル

スズキ ハヤブサ
SUZUKI HAYABUSA
新車価格:160万9200円
中古相場価格:114.99〜129.8万円
国内仕様としては圧巻の197馬力を発揮。しかし決して扱いにくいということはなく、むしろ3種類の走行モードによって、好みに合わせたライディングが可能となっている。
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スズキ HAYABUSA 1300の中古車を探すスズキ HAYABUSA 1300の中古車を探す

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スズキ 隼のカタログスズキ 隼のカタログ
ヤマハ MT-09
YAMAHA MT-09
新車価格:84万9960円〜
中古相場価格:52.46〜97.7万円
ヤマハ独自の水冷並列3気筒エンジンは低速で扱いやすく、高速でも十分なパワーを発揮する。走行モードは3種類から選べ、好みや環境によって楽しむことが出来る。
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