GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 >シティランからツーリングまで快適性を追求!
シティランからツーリングまで快適性を追求!

シティランからツーリングまで快適性を追求!

BMW C650GT
新車価格:115万5000円 中古相場価格:84〜110万円
BMW C650GTの中古車を探すBMW C650GTの中古車を探す
BMW C650GTのカタログBMW C650GTのカタログ
BMW C650GT
サイドスタンドを出すと同時にリアホイールがロックする。パーキングブレーキとしての機能が与えられており、安全性を高めている。
BMW C650GT
スイングアームは片持ち。独特の配置を見せるリアサスペンションが、高い走行性能をアピール。車体デザインの大きなアクセントにもなっている。

厳冬期も平気!!最強オプション

BMW C650GT
BMW Motorrad
スクータージャケット
◎2万4926円
走行風はもちろん、雨や粉塵からもライダーを守ってくれる。ポケットを3つ装備するなど利便性も高く、脱着も簡単だ。全国のBMWMotorrad 正規ディーラーで購入可能。
BMW C650GT
BMW C650GT
暖かポイント
グリップヒーター、シートヒーターともにハンドルスイッチで操作。オン/オフのほか、暖かさのレベルも切り替えられる。
BMW C650GT
BMW C650GT
暖かポイント
スクリーンは電動で、無段階で高さを変えられる。走行風を防ぐことで、寒さはもちろん、高速走行時の疲労も軽減できる。
BMW C650GT
BMW C650GT
暖かポイント
ライダー側のシートヒーターはハンドルスイッチで操作可能。タンデムシートはパッセンジャーが自分で操作できる。

洗練されたデザインと最高の快適さ!

 今回、実験ツーリングに使用したのは、BMWのC650GT。ストップ&ゴーの多い街中はもちろん、ロングツーリングでも力を発揮する一台だ。国産スクーターとは一線を画す腰高のスタイリングはワインディングもキビキビと走ることができ、操る楽しさを実現。647cc水冷2気筒エンジンは最高出力44kW(60馬力)を発揮し、高速道路でも力不足は感じない。良質なツアラーを数多くラインナップするBMWらしい高い快適性は、スクーターでも健在である。

中古車選びのポイント
タマ数少なく、価格高め
生産が開始されてから3年経ったいまでも、タマ数は少ない。車両価格も、最安値が84万円。新車価格が115万5000円なので、値落ち率は決して高くはない。16年に新型投入のウワサがあるので、それまでは待ちが吉?

検証結果“グリップヒーター”をON/OFFそれぞれ1時間ずつ走った。

ヒーターOFF
ヒーターのスイッチを切り、スクータージャケットも取り払っての走行では、冬を思わせる寒さが身にしみる。実験のためにスリーシーズン用グローブを装着していたのだが、すぐに手が冷えきってしまった。お尻の冷たさは気にならなかったが、足元は寒い!
手の表面温度21℃
手の表面温度21℃
自分でも冷え切っているのが分かっていたが、まさかの21℃!このあとホット缶コーヒーが手放させなかったのは言うまでもない。
シート19℃
直前までお尻を載せていたからか、シートは19℃とやや高め。しかし、決して暖かいわけではなく、触るとひんやりとしていた。
グリップ13℃
グリップはこの日の外気温とほぼ同じ13℃。素手で触ると冷たささえ感じるほどだった。もちろん、真冬ならもっと低いはず。
ヒーターON
グリップとシート、それぞれのヒーターを強度最大に、さらにC650GTのオプションアイテム「スクータージャケット」を装着して走行。曇り空で真冬のような天候だったはずが、まったく寒さを感じず・・・むしろグリップヒーターは暑いくらい。じつに快適であった。
手の表面温度35℃
手の表面温度35℃
バイクを降りてすぐに手のひらを計測。表面温度が体温とほぼ同じということは、寒さを感じるどころか、相当暖かいということだ。
シート34℃
シートヒーターもグリップ同様、アイドリング時は温度が低くなる。撮影時は34℃だったが、シートも実際に走るとかなりの暖かさを体感できた。
グリップ39℃
バッテリーへの負担を避けるため、アイドリング時は温度が低くなるよう設定されているのだが、それでもグリップは39℃を記録。走行中はさらに暖かくなる。
検証結果
オンとオフでその差は歴然!
使った道具はコレ!
CUSTOM CT-2000
CUSTOM CT-2000
(編集部私物)
TOOL COMPANY STRAIGHTAC/DC デジタルクランプメーター 15-147
TOOL COMPANY STRAIGHT
AC/DC デジタルクランプ
メーター 15-147
(編集部私物)

 “暖かいバイク”は本当に暖かいのか? 実際に走ってみた感想は「暖かい!」。実際に数値で見ても、手がしっかりと暖まっていることが分かるだろう。C650GTはシートヒーターも装備していて、お尻から腰周りがじんわりと暖められたのも特筆すべきポイント。すぐに温度が変わってしまい、今回お尻部分は測れなかったが、シートの表面温度を見れば、その効果は予想してもらえるはずだ。
 今回、計測器はメンテナンス用工具を使ったので、あくまでも温度は参考値だが、この暖かさは確かに本物! そう断言できる。

中古相場価格は、GooBike.com調べ。

BACK NUMBER

テイストフルな2気筒に乗りたい
バイク用のエンジンにはさまざまな形式が存在するが、・・・
手軽に遊べる小型バイクに注目
今、原付二種モデルの勢いがいい! そして、それにつられるように・・・
バイクに乗って冒険へ行こう
果たして世界にまだ冒険はあるのか

バイクはクルマと同じく移動の手段になる。しかし、多くのバイク乗りは・・・
ミドルスポーツを読み解く、
5つのポイント

1000ccスーパーバイクの遺伝子を感じるスポーティで・・・
クルーザーの正しい楽しみ方
クルーザー=アメリカンタイプのバイクと考えられていたのは、・・・
EICMA×東京モーターショー
2年に一度の東京モーターショーに、世界最大の・・・
スクランブラーを愉しむ
2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイル・・・
スーパースポーツを
100倍楽しく乗りこなす

レーシーなスタイリングに低いハンドルとバックステップ・・・
ヤマハSR400が
今なお支持される5つの理由

世の中には同一の車種名を持つロングセラーモデルは多いが・・・
いま、ネオ・クラシックが熱い
いかにもオートバイ然としたクラシックタイプのバイク。・・・
記事一覧