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ロングセラーモデルは数あれど、世界一のロングセラーといえば、ホンダが誇る名車スーパーカブ以外にはないだろう。50年以上の歴史を持ち、基本的なスタイリングを変えることのないスーパーカブの魅力を紹介しよう。
出前や新聞配達などの仕事の足、若いライダーのはじめてのバイク、またはベテランライダーのセカンドバイクなど、老若男女を問わず愛され続けるスーパーカブがはじめて登場したのは58年。一般的なモーターサイクルとはまったく異なるバックボーン式フレームはいまも昔も変わらないが、初期型のエンジンはOHV、その後OHCとなり、現行モデルはフューエルインジェクションを採用している。また現行スーパーカブ50/110はテレスコピックフロントフォークを装備するなど、足周りも進化。いまやメインバイクとしても十分楽しめる1台なのだ。
ロングセラーモデルにおいて、ひとつハッキリしていることは、スタイリングがガラッと変わるスーパースポーツはもちろん、スーパーカブやドラッグスターなど、あまり見た目が変わらないモデルでもモデルチェンジを繰り返し、意外なところで現行モデルと違うポイントがあるということ。だから、たとえば自分がSR400を欲しかったとしても、お店で売っている車両が果たして本当に自分の欲しかったSR400・・・たとえばフロントブレーキはディスクかドラムか、など・・・なのかどうかをしっかり見極める必要がある。もちろんそれはロングセラーに限った話ではないが、長い期間にさまざまな仕様が登場してきたロングセラーは一層顕著だといえよう。しかし、逆にいえばさまざまな仕様があるのはロングセラー最大の魅力。自分に合った年式・仕様の1台をぜひとも見つけて欲しい! 中古相場価格は、GooBike.com調べ。 |
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