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アドベンチャーツアラーだからできる、こんなコト

アドベンチャーツアラーだからできる、こんなコト

1タンクで500km以上のロングライドも!
タンク容量ランキング
車  名 容量
1 BMW R1200GS Adventure 30L
2 BMW F800GS Adventure 24L
3 YAMAHA XTZ1200 Super Tenere 23L
4 KTM 1190 Adventure 23L
5 HONDA VFR1200X 21L
6 TRIUMPH Tiger Explorer 20L
7 SUZUKI V-STORM650 20L
8 BMW R1200GS 20L
9 DUCATI Multistrada 1200 20L
10 TRIUMPH TIGER 800XC 19L

現行・チョイ古モデルを対象に燃料タンク容量ランキングを作成してみたぞ。また、カタログに燃料タンク容量と燃料消費率が記載されている車両で、1回の給油で走行可能な距離を試算すると平均でも約450kmを軽く超える。 ※各社カタログスペックより GooBike編集部調べ

1タンクで500km以上のロングライドも!

 アドベンチャーツアラーが旅を楽しむライダーにウケている大きな理由のひとつに、大容量のガソリンタンクを備えていることが挙げられるだろう。メジャーな車種では約20L以上のタンク容量を誇るのがもはや常識なのだ。タンク容量が大きければ当然、マシンの航続距離は長くなる。また、最近ではエンジンの低燃費化も進んでいて、リッターあたり20km以上の燃費を誇るマシンも多い。そうしたマシンならば、乗り方次第ではあるが、給油なしで500km以上走ることも可能としてしまうのだ!
 さらに、人里離れた山の中や、ガソリンスタンドの少ない僻地に足を踏み入れるような時にもタンク容量の大きさはアドバンテージになるし、ガソリンスタンドを探すためだけに無駄に距離を走ることも少なくできるのだ。

東京を起点に半径500kmを表すとこうなる。北端は秋田県の能代市、西端は鳥取県の鳥取砂丘にも届く。ちなみに東京起点では、本土最北端の北海道宗谷岬まで約1100km、最南端の鹿児島佐多岬までは約1000kmなのだ。

他のバイクとは一線を画す
体躯・装備を持つ
アドベンチャーツアラー。

それらは一体何のためのモノ?!
ここではその意味を
徹底紹介するぞ!

ダート路面でも安心して入って行ける!

 ダートツーリングの醍醐味と言えば、土の上を走る感覚を楽しむことと、手付かずの自然に触れられることだろう。整備された観光地を巡るのも悪くないが、人の手がほとんど入っていない大自然の中へためらうことなく飛びこんで行けるのはアドベンチャーツアラー最大の魅力と言っても良い。そのため、各車にはオフロードユースを見越した各種装備が盛り込まれている。だが、オフ専用という思想ではなく「オフでも快適」というスタンスが基本なので、オンロードでもストレスなく走ることが可能なのだ。どんな道に出くわしても走ることをあきらめずに済む装備は、旅好きには大きな意味を持つのだ。ここではヤマハのテネレを例に、各種装備を見ていこう。

ダート路面でも安心して入って行ける!のロングライドも!
YAMAHA XT1200ZE Super Tenere
YAMAHA XT1200ZE
Super Tenere
全長×全幅×全高=2,250×980×1,410〜1,470mm
最高出力82.4kW(112ps)/7,250rpm
176万400円(プレスト参考価格)
ヤマハ XT1200ZE スーパーテネレの中古車を探すヤマハ XT1200ZE スーパーテネレの中古車を探す

ダートランでも安心の装備

オフでも快適な足周り
オフでも快適な
足周り
常に不整地を走るオフロードツーリング。疲れず、快適に走るには前後サスペンションのストロークに余裕が必要となる。長いサスペンションストロークが確保されているアドベンチャーツアラーは、オフロードランでも前後サスがしっかり仕事をしてくれるので、凸凹道でも走りやすく、疲れづらい。
オフでも快適な足周り
メンテフリーのシャフトドライブ
メンテフリーの
シャフトドライブ
BMWのR1200GS、ヤマハのスーパーテネレでは駆動方式にシャフトドライブを採用している。チェーンと違って駆動部が密閉されているので異物噛み込みの心配はいらないし、メンテナンスの不安もない。オフでの長旅でも安心なのだ。
転倒にも負けない
タフな外装
荒れた路面と格闘するオフロードでは、転倒する可能性も考える必要がある。だが、アドベンチャーツアラーと呼ばれる車両の設計は、そうしたリスクも織り込み済みなのだ。このテネレの樹脂外装もそのひとつ。転倒時にはバンパー代わりになってくれる。
転倒にも負けないタフな外装
森の中でも安心のブッシュガード
森の中でも安心の
ブッシュガード
狭い林道に分け行った時、道の脇から飛び出ている木の枝などから手を守るだけでなく、転倒時のレバー破損を防いだり、前走車が飛ばした小石からも拳をガードできる。また、冬場には指先を冷やさない効果も期待できる。オフ車必須の装備だ。
腹がつかえない
最低地上高
大きな凸凹や轍を乗り越えるような状況に遭遇することも多いオフロード。だが、最低地上高が確保されていればそうした段差でも引っかかることなくクリアできる。こうしたゆとりのクリアランスがあれば、大抵の道は走破できてしまうのだ。
腹がつかえない最低地上高

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