身を切るような寒さに凍える季節も過ぎ去り、いよいよ本格的なバイクシーズンがやってくる。
そのスタートが新しいバイクとなら、もっと楽しめるハズ。今年は違う自分と出会ってみる？
Text／Ryo Tsuchiyama Photo／GooBike
新しい年度がスタートする春。仕事や学校など、日々の生活や環境になにかしらの変化が訪れることの多い季節だ。そうでなくても新しい1年の始まりとして、自分から何かを変えたい！と考えることが多い季節でもある。バイクを愛するライダーなら、すでに今シーズンの計画を立て始めている頃だ。その中にはツーリングやカスタムのプランを練ったりするのはもちろん、新しい愛車でシーズンを楽しもうとするライダーもいるだろう。
通勤・通学やツーリング、スポーツ、カスタムなどバイクとの接し方は人それぞれだが、誰にでもメインとなる明確な使い道があるものだ。今回はそうした目的に合ったバイク選びを考えていこう。
- ※中古車平均価格は、GooBike.com3月のデータです。
※新車価格は2月末の価格です。4月以降の新車価格に関しては各メーカーにお問い合わせ下さい。
下のグラフは、2011年に（社）日本自動車工業会が新車（原付からビッグバイクまで）購入者を対象に、バイクをどんな乗り物として捉えているかを調査したものだ。読者のみなさんが考えるバイク観もこのいずれかに相当するだろう。中には、結果にある3つの要素すべてが当てはまるという人もいるかもしれない。さらにその隣のグラフは、新車・中古車を購入した人がどんな用途を想定しているのかを調査したもの。排気量によってその用途が変化していることが良く分かる。
新しいバイクで新生活のスタートを切るのなら、メインとなる使い方をきちんと考えた上で、後悔のないチョイスをしたいものだ。
今回の特集では、使い道によって変わってくる『重視すべきポイント』をピックアップしていくぞ。
- ■利用用途
- ●軽二輪車
- ●原付2種
- ●小型二輪車（401cc～）
- ■新車購入者の二輪車観
