来たる09シーズンはさらに盛り上がるSBK
09シーズンのSBKには、新しい2台のヨーロッパ製マシンの参戦が決定している。すでにケルンショーで発表になったBMWのS1100RRと、アプリリアのRSV4だ。
BMWは、並列4気筒エンジンをアルミ製ツインスパーフレームに搭載する構成で、国産マシンと見まごうぐらい。強制弁開閉機構が採用されていると噂されるが、真偽はわからない。ライダーには、ルーベン・ザウスとトロイ・コルサーが決定している。
一方のアプリリアは、シリンダ挟み角65度のV4エンジンを、ツインスパーフレームに搭載する。スロットルバルブは電子制御されるフライ・バイ・ワイヤー方式で、ボア・ストロークは78×52.3oという超ショートストロークぶりである。そしてライダーは、マックス・ビアッジに加え、我らが中野真矢である。
また、ミラノショーではKTMが、RC8をフルスケール化し、レース参戦を前提としたRC8Rを発表した。すでに08年、SBKと併催のスーパーストックに出場しているが、さらにポテンシャルを高め、SBKでの活躍も期待できそうだ。