SURESHOT ハーレーの旧車をメインに車輌の修理、車検、レストア、カスタム、輸入販売をしています。

2025/11/04 12:33:54 更新FRPシートベース製作① 加工 カスタム HotRodCustomShow MCAFJレースビューエル ライトニングS1

作業実施日 2025/11/01

千葉県八街市のバイクショップSURESHOT営業の岡本と申します。 2025年9月に入社しました。 初めてのバイク業界のため、至らない点もあるかと思いますがよろしくお願いいたします。 こちらの投稿を通して弊社の日常作業のご紹介と共に、私も知識を深めて行ければと思っております。 こちらの車両は、YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2025に出展予定かつ11/9のMCAFJの筑波サーキットで開催されますレースに参戦予定でただいま急ピッチで作製中です。 本日の作業は、FRPシートベース製作です。 前半は下準備で、後半は硬化剤が固まるスピードとの時間の勝負になってきます。

シートベースを作製する部分にマスキングテープを貼っていくのですが、型の取りたい箇所はシワが入らず、全体的に浮きが無いように貼ります。

マスキングテープの上にガムテープを下から上に重ねていき、こちらもシワ・浮きが無いよう貼ります。 シワはFRPにそのままコピーされ、浮きは隙間から硬化剤が染みてきてしまいます。 下から重ねていくのは、家の屋根が雨が染み込まないよう下から上に重なっているのと一緒の考えで、硬化剤が染みてくるのを防ぐ対策の一つです。 全体にワックスをしっかり塗りこみます。 この塗り込みが足りないと完成後、剥がすのが大変になりますので注意です。 ガムテープのほつれた糸も剥がれにくくなる原因になりますのでこちらも注意です。

全体を養生し、下からサーフェスシート、クロス、マット2枚の順でおおよその形に切り出します。  

ポリエステル樹脂に硬化剤を混ぜるのですが、これが季節や気温により固まる速度が違いますので基本は1%ですが経験により若干調整をしています。 思ったよりも早く硬化は始まります。 ここからは固まるまでの時間との勝負になります。

刷毛で全体に気泡が入らないよう素早く均等に塗っていきます。

気を付けても気泡は入ってしまいますので、ロラーで外に逃がします。

型取り完成です。 硬化剤を塗り始めてからは時間との勝負になりますので下準備が大切です。 ここから成形に入ります ②に続きます。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ビューエル
車種
ライトニングS1
作業実績タグ

整備・車検などメンテナンスのお問い合わせ

SURESHOT
SURESHOT
レビュー

5.0

住所〒289-1113
千葉県八街市八街へ199-1123
地図を見る
TEL043-312-0900
FAX043-312-0901
営業時間10:00〜19:00
定休日火曜日・水曜日・木曜日