2025/08/22 11:16:23 更新バルカンドリフターのクラッチ張り付き修理カワサキ バルカン400ドリフター
作業実施日 2025/03/06
カワサキ バルカンドリフターの入庫です。 あさイチの出発時だけギアを入れるとエンストする症状です。 そうです。クラッチの張り付きです。 長期不動車なんかがなりやすい症状ですね。 今回の車両も20年以上前の年式で低走行 過去に長期間動かしてなかった可能性はじゅうぶんにありますよね。 作業内容としてはクラッチ板の交換となります。

バルカンのクラッチ板交換はけっこうメンドクサイです。 ステップやダウンチューブ、マフラーを外すのですが、 なにより冷却水も抜かないとダメなんです。 なぜクラッチのカバーに冷却水の経路を作るんかなー まぁクラシックなエンジンの造形にしようとしての苦肉の策だったんでしょうね。


古いガスケットをキレイに処理して新品部品を組み付けます。 新品のクラッチ板にはオイルを浸しておきます。


外したクラッチ板です。 そんなにサビてたりはしてないんですけどね、フリクションプレートはちょっと腐食してる気もします。

組み付けて、オイルと冷却水を入れます。 冷却水のエア抜きが終われば完成です。 無事、張り付き症状は出なくなりました。 修理やカスタム、車検、点検 なんでもお任せください!
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- カワサキ