今回は急にエンジンがかからなくなったという事で近くのスーパーから押してこられたお客様からの修理依頼です。 車両はホンダのトゥディです。

スーパーに車では普通に乗れたとの事ですがセルボタンを押してみると弱弱しいセルモーターの音がします。 因みにキック始動だと一発でエンジンがかかったためいろんな原因がありますがまずはバッテリーの電圧チェックですね。

素の状態で11.75Vということでかなり低い数値です。セルボタンを押した瞬間は9.38Vまで下がることから間違いなくバッテリーが弱いですね。モーターの異常も考えられるので自店においてある元気なバッテリーを接続するとセルは元気よく回りましたのでセルモーターの異常ではないと思われます。 バッテリーの交換はされているかお客様に聞いたところ5年はしていないということで充電ではなく交換とさせていただきました。充電でもその時は大丈夫でも年月がたつとバッテリーは劣化していきますので交換のほうがよいですね。

自店で扱っているバッテリーは液別のフルカワバッテリーを使っていますので初期充電でバッテリーに液を入れ約30分(容量によります)程度で封印するバッテリーを扱っていますのでバッテリーを準備している間にちょうどオイル交換時期だったので交換していきます。 ブレーキの点検各グリスアップ、空気圧などはこのときにチェック作業しておくと作業が速く終わりますね。

バッテリーの準備ができたので車両に取り付け電圧チェックです。 問題ない数値だったので各ライトの点検を済ませて洗車し修理完了です。 また当店で買っていただいた車両ですのでバッテリーの値引きもさせていただきました。 最近は気温が低くなってきましたのでバッテリーの負担が大きくなっています。早めの点検をお勧めいたします。 この度はありがとうございました。