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| 以前よりは減った盗難しかし油断は禁物だ! | 
 
 バイクの盗難には大きく分けて2つのパターンがある。ひとつはプロの窃盗グループによる計画的な犯行。そしてもうひとつは、いたずら心からちょいと拝借してしまうものだ。後者の場合は、つい出来心からということもあると思うけれど、理由はどうあれ盗まれた側にとっては、憎むべき犯罪であることに変わりはない。また、仮に見つかったとしても、見るも無惨にボロボロの状態だったりする。 
 それでもまだ戻ってくれば救いもあるが、プロの窃盗グループの犯行の場合、細工を施されて転売されたり、海外へ流れていってしまうようだ。そうなるともう絶対に愛車が戻ることはない。ただし、ここ数年は窃盗グループの摘発も相次ぎ、無事に戻ってきたケースもある。ちなみにバイクの盗難件数は、2000年の25万台をピークに減り続け、現在はその約半数となっている。 
 しかし盗難の危険性がある以上、防止策は必要だ。プロの場合は、あらかじめ目星をつけておいて、クレーンやトラックなど使い周到に盗み出してしまう。 
 だからまずは、目を付けられないようにすることが重要だ。その上でガレージなどに格納できればそれに越したことはない。アパートなどの駐輪場を利用しているのなら、チェーンロックやイモビライザーといった盗難抑止装置をはじめ、ココセコム、盗難保険など、被害に遭ってしまったときの対処についても考えておく必要があるだろう。 
 また、出先でちょっとの間だからといって油断は禁物。ハンドルロックをしてキーを抜くのは当たり前だが、補助錠も常にかけるように心がけよう。 | 
 
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