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第3世代のSR
Chapter.03 Generational Changes
黒エンジンやシルバーフレーム、
通常車・限定車の仕様も多彩に
2003 25th Anniversary
2003 25th Anniversary
限定500台の25周年車
イモビが追加装備された03年の限定車は、25周年記念車。ミヤビマルーンのサンバースト仕様のカラーや、ツートーンシートが特徴である。
2002年モデル
2002年モデル
歴代初の黒エンジン搭載
SRの歴史で初めてブラック塗装のエンジンが採用されたのが2002年。黒尽くめのカスタムを施すなら黒エンジン車はオススメである。
2005 Yamaha 50th Anniversary
2005 Yamaha 50th Anniversary
ヤマハ50周年記念車は
初期型400ライク
ヤマハ50周年記念車は初期型の復刻仕様だ。外装はもちろん、メーターリング・文字盤もブラック仕上げ。そのまま乗りたい1台。
2005年モデル
2005年モデル
赤外装のみ
シルバーフレームに
赤外装モデルで歴代初のシルバーフレームを採用。純正クオリティでカスタムペイント車を手にできるおいしいモデルと言えるだろう。
2008 30th Anniversary
2008 30th Anniversary
500台限定、
緑サンバースト外装
95年の緑サンバーストと若干趣の異なる30周年記念車。金属パーツは丁寧にバフがけされたほか、タックロールシートも装備している。
2006 YSP Black Special
2006 YSP Black Special
360台限定、
YSPスペシャル
RZの時代からYSP限定車は存在したが、そのSR版がコレ。ブラックアウトされたエンジンとリムで凄みのある一台である。激レア!
第3世代の平均相場
機種コード◎SR400:3HTC/3HTD/3HTE/3HTF/3HTG/
3HTH/3HTJ/3HTK/3HTL/3HTM/3HTN/3HTP/3HTS

2001年、SRは排ガス規制に対応するため大きな変更を受けた。キャブレターが変更され、さらにエンジンには未燃焼ガスを還元する『エアインダクション』装置が装着されたのである。また、足周りでは、フロントにディスクブレーキが復活するとともにフォークアウターも刷新、こうした変更により、新車価格は2万5000円高となった。
 この時期、排ガス規制により数多くのモデルが市場から姿を消していたが、SRは見事な排ガス対策を施し、新たな時代へ向けて舵を切った。
 この第3世代となるSRは、中古市場にも良質な車両が多数流通している。ドラムブレーキに拘りがなければ、迷わずチョイスしたい。また、キャブレターに拘るのであれば、この世代を選ぶしかないぞ。

2008 SR400
排ガス対応施行、イモビ装備
初期型以来のディスクブレーキを手に入れた第3世代。現代的な足周りを手に入れたことで、より多くのライダーに支持される結果となった。走りに振るカスタムをするなら、この第3世代を選ぶのがベターである。
第3世代のSR ディスクブレーキへの回帰、最後の“キャブSR”時代 2001-2008
第4世代のSR 遂にフューエル・インジェクション投入、SRも新たな時代へ 2010-2013
The 35th Anniversary YAMAHA SR
第4世代の平均相場
機種コード◎SR400:3HTR
35周年記念モデル受注終了
35th Anniversary
残りは店頭在庫のみ!急げ!
35th Anniversary
2013年はSR35周年。その記念すべき年に、完全受注生産の限定車が発表された。すでに受注は締め切られているが、一部店舗には限定車の在庫もチラホラ。買い逃せば二度と新車では手に入らない。限定車を手に入れたいのなら、全国の在庫をチェック!
黒文字盤も特別仕様
メーター文字盤はシックなブラック。さらに35周年記念車だけの、“35th Anniversary”の文字も入る。オーナーだけがニヤリとできるディティールだ。
35th Anniversary
ヤマハらしい上品な色合い
35th Anniversary
歴代限定車と比較しても、35周年記念車の色合いは特に美しい。上品な深いグリーンにシルバーのフレーム、アイボリーのシートなどスペシャル感満点。
35th Anniversary 35th Anniversary

ひと目見て特別なSRと分かる。限定車を手に入れたら、いたずらにカスタムせずそのまま乗りたい。下世話な話だが、限定車もオリジナル度が高いほどあとあとのリセールバリューも高くなる。

度重なる排ガス規制により、数多くの空冷エンジンモデルが姿を消して行った00年代後半。排ガス対策には不利な空冷エンジン&キャブレターというメカニズムを持つSRにも最大の危機が訪れた。しかし、ヤマハの技術陣はその逆境に打ち勝つ、新世代のSRを市場に送り出した。それがフューエル・インジェクションを搭載した第4世代のSRなのである。
 この第4世代は現行車でもあるため、現在の市場でも新車を中心に数多くの台数が流通している。第4世代は、吸排気系カスタムにこそ多少の縛りがあるが、その辺りに拘りがなければ、潔くインジェクションモデルを入手するのも良いだろう。最新の技術でテコ入れされたモデルゆえ、信頼性はピカイチである。

2011 SR400
キャブ→FIの大英断で生き残ったSR
FI車登場までの間、わずかながら生産が止まっていた時期もあり、ファンの中にはSRの歴史が終わる?!と悲観的になっていた人も多かった。しかし、最新のテクノロジーを駆使してSRは帰ってきた。

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