
いよいよ2011年も本格的なシーズンを迎えた。あまりに数が多すぎて、どんなものがあったっけ? そう思うライダーもいるだろう。今回は、各国のメーカーが発表したニューマシンの中から、「いま買える」「もうすぐ買える」モデルをピックアップし、誌上モーターショーを開催するぞ!
Text/Ryo Tsuchiyama
毎年時期を分けて世界各地で行われているモーターショー。そのときそのときで旬な車両が一堂に会するだけあって、どのモーターショーも世界的に注目が高い。日本でも二年に一度の東京モーターショーをはじめ、毎年開催の東京・大阪モーターサイクルショーは、国産車から輸入車までバラエティ溢れる車両が数多く集う注目のショーである。残念ながら今年の春に開催予定だったモーターサイクルショーは、震災の影響を考慮して中止となったが、一部メーカーでは独自に出展予定だった車両を展示するなどのお披露目を行った。それだけではなく、昨年の欧州ショーで発表され、発売が待ち望まれていた車両についても、続々と日本導入が始まっており、その一部はこれまでも本誌インプレッションコーナーなどで実際に試乗を行っている。
本格的なシーズンインを迎え、新しい車両で今年をエンジョイしようと考えているライダーも多いだろう。今回は発表されたばかりのニューモデルを中心に、誌面上で注目車両を紹介する。名付けて『GooBike誌上モーターショー』。
今が旬の車両をしっかりチェックして、2011年シーズンを新しいマシンで愉しんでみよう!
Honda
噂のモデルから隠し玉まで、期待大のモデルを続々発表!
本田技研工業 http://www.honda.co.jp/
かねてから注目を集めていたCBR250Rの発売に沸くホンダ。先日、青山のコミュニケーションプラザにて2011年の市販予定車を公開した。国内モデルはもちろん、輸出専用車や世界戦略車までカテゴリーを問わない振り幅の広さと、隙の無いラインナップはさすがホンダと呼べるもの。今回発表された車両全てがすぐに乗れるというわけではないが、期待して今後のリリースを待ちたい。


CROSSRUNNER
昨年の欧州ショーで発表されたVFR800系エンジンを搭載するデュアルパーパス。このほど欧州でも発売が開始された。現地価格はおよそ120〜130万円のようだ。国内投入もぜひ検討して欲しい。
◎輸出専用車


CBR250R
日本中が待ち望んだCBR250R。既にリリースされ街中でも見る機会が出てきた。誰にでも楽しめるシングルスポーツは大ヒット必至! 価格設定も絶妙で、若者にも人気が出そう。
◎価格 44万9400円(トリコ49万9800円)
Dio 110
突如発表されたDio110。PCXに続き原付2種クラスのヒットマシンとなりそう。シャープなデザインだから、スーツ姿でも似合ってくれそう。
◎市販予定車
GIORNO
先日、久々に復活したジョルノ。国産ファッションスクーターの元祖ともいえるブランドだけに、新型モデルのキュートさはさすが!写真は特別仕様。
◎価格 15万9600円
EV-neo
2012年12月に企業や個人事業主向けにリース発売が予定されているEV-neo。リチウムイオンバッテリー搭載でフル充電までは4時間という夢のバイクなのだ。
◎リース販売予定車