いつだって4気筒CBはホンダのフラッグシップ！

　40年以上の歴史を持つ直4CB。それだけに、いざ4気筒CBを選ぶ！ と言ってもその種類は膨大だ。空冷か水冷か、OHCかDOHCか、その分類だけでも数十種類に及ぶのだ。ここでは、各年代、エンジンの特徴ごとに主なホンダCBの車両を紹介しよう。
　中古市場では、特に高年式のスーパースポーツと、70年代のCBが特に人気があり、価格も高値。しかし、80年代のCBや90年代の水冷CBとなると、一部車種を除けば価格は手頃と言える。これは、長らくCBが日本の市場で圧倒的な人気を誇っていたことで、中古としてのタマが豊富にあるからなのだ。
　年代で大きく分けると、70年代CBは空冷全盛時代だ。排気量も350から400、500、650、そして750オーバーまでバリエーションもかなりのもの。しかし、車両が古いだけに維持するには部品の確保やショップ選びなど、ユーザー側でもかなり気を使う必要があるといえる。でもどうしても欲しいのならばそれはそれでアリ。
　80年代のCBは空冷CBシリーズと水冷のCBRとが入り混じる、選択肢としては両極端な年代だろう。オススメとしてはスポーツバイクとしての性能を味わえ、250ccから900ccまでのバリエーションを誇る水冷のCBRシリーズがあげられる。
　90年代以降であればほぼ水冷CBの時代といえるが、こちらも250から1000ccクラスまで多彩なラインナップ。エンジン性能に拘るホンダだけに、今でも一線級のポテンシャルを持つものばかりだ。
　このように、どの年代のCBを狙うかで、車両のチョイスも大きく変わってくるから、直4CB選びは奥が深いぞ！