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2024/07/28 12:49:35 更新【原付スクーター タイヤ交換】ヤマハビーノモルフェ タイヤ交換とオイル交換ヤマハ ビーノモルフェ

作業実施日 2024/07/27

オイル交換とタイヤ交換でヤマハの原付スクータービーノモルフェにご入庫いただきました。

タイヤ交換の前にまずは古いエンジンオイルを抜きます。

オイルを抜きながらタイヤ交換をおこないます。 今回のタイヤ交換はフロントタイヤ。 リアタイヤは5,400キロで交換しましたが、今回のフロントタイヤは9,900キロ走ってくれました。 駆動力がかかるリアタイヤがどうしても減りが早いですね。 特に原付スクーターは重心も後輪に集まります。 エンジンの配置やライディングポジションの影響で、空気圧も後輪を高めに設定するようになっていることから、後輪の方が負荷がかかるのです。

後はブレーキ操作ですね。 リアブレーキとフロントブレーキを均等に使っていれば良いのですが、原付スクーターの場合は自転車の感覚でリアブレーキを多用する方が多いような気がします。 特に近所の買物等の近距離走行の多い方はその傾向が多く、リアタイヤが3000キロ程度で交換となる例もあります。

フロントホイールを車両から取り外します。 この際、ふだんは目にすることのないブレーキシューの点検をします。

ずいぶんとブレーキダストで汚れていますね。 摩耗したブレーキシューによる汚れです。 シューも消耗品ですからチェックしましょう。 こちらの車両はまだ大丈夫そうですね。

ホイールからタイヤを外し、空気を注入する「チューブレスエアバルブ」を交換します。 最近のスクーターはチューブレスタイヤが主流です。 自転車のようにチューブは使っておらず、ホイールとタイヤが密着してその空間に空気が充填されています。 このチューブレスバルブの根元はゴム製品なのです。 このバルブが経年劣化でひび割れたり折れたりすると、そこから空気が抜けてしまいます。

こちらの車両はバルブがL字型になっています。 小さなホイールの原付スクーターはストレートタイプのバルブだと空気が入れにくく、L字型を使うことによりガソリンスタンドなどでも容易に空気を入れやすくなります。 但し、空気圧系をバルブに押し当てるときに横向きに力が加わるのでバルブが折れてしまい破損→空気漏れというリスクがあります。 L字型のバルブを装着されている方は必ず空気圧測定をする際は指でバルブを保持しながら測りましょう。

劣化により折れやすくなるバルブはタイヤ交換のタイミングで新品に交換することをおすすめします。 もし折れたら瞬時に空気が抜けてしまい走行不能になります。 バルブの交換にはタイヤを外す必要があるので、その手間と費用を考えればタイヤ交換と同時に交換するのがベターです。

新しいバルブを装着し、新品のタイヤをホイールに組み込みます。 空気を規定圧に注入し、ホイールを車両に装着。 この際、ブレーキの清掃とカム部のグリスアップ、アスクルシャフトのグリスアップを忘れずに。

新しいタイヤと古いタイヤを見比べれば摩耗具合は一目瞭然。 それ以上に柔らかいゴムは路面の凹凸もしなやかに吸収してくれますので乗り心地やハンドリングも改善します。 交換するとすぐにその違いがわかるのがタイヤです。

タイヤは命を乗せて走っています。 早め早めの交換をして安心安全なオートバイライフを楽しみましょう!

タイヤ交換が終わる頃には古いオイルも抜けきっています。 ドレン(排出)ボルトを締め、新しいオイルを注油して作業終了です。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ヤマハ
車種
ビーノモルフェ
作業実績タグ

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レビュー

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