【スクーター ベルト交換、タイヤ交換】キムコGP125i 駆動系ベルト、ウェイトローラー、スライドピース交換、タイヤ交換、オイル交換(ミッツ・ハーの作業実績 2024/05/02)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2024/05/02 18:34:24 更新【スクーター ベルト交換、タイヤ交換】キムコGP125i 駆動系ベルト、ウェイトローラー、スライドピース交換、タイヤ交換、オイル交換キムコ GP125

作業実施日 2024/05/02

台湾のトップメーカー キムコの原付2種スクーター GP125iのメンテナンスです。

1年で約15000キロを走行する通勤快速車両。 毎回、2000キロ以内で小まめにオイル交換を実施しています。 ただ、年間15000キロともなれば各部の消耗品の交換も必要です。 今回はオイル交換に加え、リアタイヤ交換、ドライブベルト&ウェイトローラー交換、そして切れてしまったヘッドライトの電球交換とフロントブレーキフルードの交換を行います。

前回の交換時に使用したタイヤは、耐摩耗性、ウェットグリップ性能、操作性にすぐれたTIMSUNのストリートハイグリップTS660 今回も同じタイヤに交換します。

TIMSUNは天候を問わずに安心して走ることのできるタイヤづくりをしている新興メーカー。 中国のメーカーと言うことで少々心配されるお客様もいらっしゃいますが、当店でも取扱いを開始してからその品質の良さを実感しており、自信をもっておすすめできるタイヤなのです。

欧州では新車装着タイヤとして採用しているメーカーもありますし、日本ではJIS規格を最高評価でクリアするなど信頼性は折り紙付き。 最近ではピレリも中国製造のものが多いですし、ダンロップやブリヂストンはスクーター用などは東南アジア製です。 中国メーカーも一律でダメという時代ではないのかもしれませんね。

こちらのタイヤは1本ずつラッピングされて届きます。 紫外線や換装の影響を受けずに工場からの出荷状態をフレッシュに保つ工夫がされています。 もちろん製造年月日も新しく、タイヤの幅が狭まらないようにビード部にホルダーが装着されていたりします。 タイヤの価格自体はスクータータイヤとしてはダンロップやブリヂストン、IRCなどと大差はありませんが、コストの掛け方を見ると実質的にはこちらの方が安いのではないでしょうか?

タイヤ交換時にはエアバルブも新しいものに交換。 ここも付け根がゴム製品ですので劣化します。 空気を入れようとしたら折れてしまい、そこから空気が漏れてしまったということも珍しくありません。 交換するためにはタイヤを外す必要がありますので余計な工賃がかかります。 タイヤ交換時には同時に交換することを強く推奨します。

タイヤ交換時には普段確認できない箇所の点検も実施。 必要であれば洗浄、注油、グリスアップを行いながら作業をすすめます。

タイヤ交換後には駆動系の整備。 ドライブベルトの交換です。 オートバイでも車でも、乗り物はエンジンが発生する動力を後輪に伝えて走行します。 自転車でもエンジンではなく人が漕ぐわけですが、どの力を後輪に伝えて走ります。 この動力を後輪に伝えるために自動車ならシャフト、自転車ならベルトやチェーン、そしてオートバイはチェーンやシャフト、ベルトを介しています。 スクーターも同じでベルト駆動です。 カバーをされている為、その存在を知らない方も多いかもしれませんが樹脂製のベルトで駆動しているのです。

ベルトはチェーンに比べるとメンテナンスフリーです。 注油や伸びたときの調整が不要なのです。 とは言え、摩耗はしますので定期的な交換が必要です。 車種ごとに交換時期は異なりますが、一般的には12000〜15000キロ程度が交換時期。 摩耗すると前兆なく突然切れます。 切れると駆動力が後輪に伝わらなくなり、車両は前に進みません。 走行不能です。 こうならないためにも定期的な早めの交換が必須です。

同時に消耗品であるウェトローラー、スライドピースも交換しましょう。 スクーターは無段変速です。 無段階ですが変速しているんです。 この変速を担っている重要部品がウェイトローラーとスライドピース。 これらの部品は変速するために動いて摩耗していきます。 これらが摩耗するとスムーズな変速ができなくなり、加速が鈍くなったり最高速付近でエンジン回転数が通常より高くなるなどの不具合が発生し燃費を悪化させます。 ベルト交換時には同時に作業ができますのでウェイトローラーとスライドピースも交換しましょう。

普段は替える機会の少ないミッションオイルも交換します。 スクーターはエンジンオイルとミッションオイルが別になりますので、忘れずにミッションオイルも交換しましょう。 タイヤ交換とベルト交換が終了したらエンジンオイル交換。 古いオイルを抜いている間にヘッドライトバルブを交換します。 ヘッドライトバルブを交換する際にはハンドルカバーを取り外します。 すると普段は見えないブレーキフルードのタンク(マスターシリンダータンク)が露出します。 この流れでブレーキフルードの交換も行います。

最後に各部を点検し、新しいエンジンオイルを注油すれば作業終了。 30000キロを超えましたが定期整備のおかげでまだまだ元気に走れそうです。

対象車両情報
メーカー・ブランド
キムコ
車種
GP125
作業実績タグ

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