2021/02/10 18:41:10 更新スコルパTYS125F スイングアームシャフト交換作業スコルパ TYS125F
作業実施日 2021/02/10

スイングアームのシャフト交換作業です。お客様が取り付けナットを社外品交換されてそのナットのピッチサイズ差異に気が付かず締めこんでしまった故のトラブルです。

アクスルシャフトの6角部分は腐食で欠損している為、緩めようとしても困難な状態、緩めようと幾度となく様々な手法を試みましたが、、、。 ここは仕方ないのでディスクグラインダーにてフレームダメージが無いよう慎重に3か所をCUT。 しかし、完全にCUTできない為「タガネ」で叩き切る!という荒療治作業。 一部でもナットに亀裂がいれば緩みが生じて外れ易くなります。ラッキーなことに一部が欠けてくれたので何とか外せました。

ところが新品部品の寸法が少し足りません。仕方ないので元のシャフトを装着するしかありません。 取り付け前にシャフトねじ部をダイス加工でノーマルナットが装着出来るようにして装着。

欠けたシャフト6角部は座面部分が足りないのでワッシャを追加。ノーマル鉄ナットで締め付けて終了です。振り出しに戻る作業でしたが、ご来店前よりしっかりと締め付けも出来たので良しとしましょう。
対象車両情報
作業時間目安
30分