本日はカブのブレーキが、ブレーキレバーを握るとタイヤがロックしてしまうのの修理です。

まずはタイヤを外してブレーキシューの回りの部品を全て外していきます。

ドラムブレーキの構成部品で、よくあるのが画像一番左のブレーキカムのシャフト部分が錆びて固着してしまうのです。

各部品のサビや汚れを取り、ブレーキカムをグリスアップして組み付けます。 清掃前は指で回せなかったのですが、今はスムーズにクルクル回ります。

ブレーキシューがあたる上の丸い部分とカムの部分もグリスアップして、 ブレーキシューを組み付け、タイヤを元に戻せば完成です。 これでブレーキを握ってブレーキのカムが横になったまま戻らず、 ブレーキシューがひらっきっぱなしでタイヤがロックしてしまう原因の修理完了です。