2020/11/25 13:34:31 更新BMW 正規 ディーラー R1100RT バルブクリアランス調整 プラグ交換 フィラーキャップよりオイル漏れ修理BMW R1100RT
本日はR1100RTのバルブクリアランスの点検・調整と合わせて、 プラグ交換と、オイルフィラーキャップからのオイル漏れの作業の様子です。

まずはカウルを外し、プラグキャップ、プラグを左右とも取り外します。

次にボルト4カ所を外してシリンダーヘッドカバーを外します。 オイルが下に垂れるので桶を様子しておいたほうが良いです。 この空冷エンジンは、バルブクリアランス調整がネジ調整しきとなっているので、 まずは点検して、クリアランスが広くなっていればアジャストナットを緩めて、 アジャストボルトを締めこんでクリアランスを狭くしてロックナットを締めて調整です。 シム交換タイプと違って部品の注文の必要が無いのですが、 点検・調整のオススメが10,000mk事とシム交換のエンジンより早めです。

まず右側シリンダーの点検のため、右側シリンダーを上死点に合わせます。 まずは吸気側の点検です。 クリアランス規定値は0.15mmです。

次は排気側。 クリアランス規定値は0.3mmです。 それぞれ調整します。

今回は一緒に、オイル注入口・フィラーキャップよりオイル漏れがあったので、 フィラーキャップの土台・Oリング2個をそれぞれ交換します。


土台本体にOリング、フィラーキャップにOリングがそれぞれついてます。

最後にプラグを新品つけて…

元に戻せば完成です。