こちらは本日修理でご入庫いただいたホンダ　スーパーＤＩＯです。 開業した頃は月に何台も入庫していましたが、もう20年以上前のモデルですから最近ではほとんどさわる事も無くなりました。

時々エンストする事があるそうですが、分解前に試乗してみた範囲ではあいにく確認出来ませんでした。 点検という意味で見当を付けて分解します。

新品に交換します。 チェックしておいて良かったです。 それとエアクリーナーボックスに一箇所穴が開いていました（黄色のマル部分）。 カバーをビス留めする部分が折れていたのですが、こちらも補修して塞ぎました。 穴の補修は簡単ですが、問題は穴の開いていた位置がキャブレター側吸気口のすぐ上だった事です。

キャブレターを外して中の燃料を調べてみると・・・

予想通り水が溜まっていました。

砂なども混ざっていたのでオーバーホールします。

本体もきれいに清掃して組み付けます。

外装を組付ける前にエンジンの始動確認をします。

最後にテスト走行して作業完了です。 本当は他にも色々見ておきたい部分があるのですが、まあお客さんのご予算の都合もありますから今回はここまでです。

作業時間及び修理費用は、機種・車両の状態により変動します。 また、作業の混雑状況や部品在庫の有無によっては数日お預かりとなる場合がございます。 あくまで目安としてご参照ください。