こらぼれーしょんの投稿検索結果合計:4枚
「こらぼれーしょん」の投稿は4枚あります。
こらぼれーしょん、DUCATI、モトクル広報部、菜の花、福岡 などのタグがよくつけられています。投稿されたツーリングスポット情報・カスタム事例などこらぼれーしょんに関する投稿をチェックして参考にしよう!
こらぼれーしょんの投稿写真
こらぼれーしょんの投稿一覧
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Ninja ZX-25R SE
04月05日
96グー!
夢のコラボレーション❤️
フェラーリ328GTB
春を求めて黄色い菜の花に辿り着いたら、奥に真紅のフェラーリを発見‼️👀💦
撮影中のオーナーに近付いて声を掛けたところ、快くコラボさせていただきました😆🎶
個人的に歴代フェラーリの中で308、328が一番美しいと思っているので流石に興奮しました‼️
いや、マジ映えますねー🔥🔥🔥😍
紳士的なオジ様、ありがとうございました😭🙏✨
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2021年01月23日
39グー!
#DUCATI#DIAVEL#LAMBORGHINI#コラボレーション#全てがカッコいい‼️
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2020年03月19日
41グー!
夜も更け、もう店を閉めようかというところで電話が鳴った。
「はい。忠夫飯店でございます」
「もしもし! 俺ばってんが!」
早口でまくし立てる口調で名乗られる。
「あぁ、ヒデオさん。どうかされました?」
常連のヒデオさんからだった。
「まだ店やっとんね?」
「すいません……。もう閉めようかと…」
「なら良かった! ちょっと頼みが有っての。頼まれてくれんかね?」
「……はぁ」
とりあえずヒデオさんの話を聞く。
さては酔い潰れたか? もしくは飯の配達か……
「人がね倒れとっちゃん」
「え?」
「今から言う場所に来てくれんの」
「…はい」
思ったよりも深刻だった。
愛車のドラスタ250に乗り、現場へ向かう。
「人が倒れてるねぇ~」
ヒデオさんはお節介焼きだ。
困ってる人を放っておけない人、家には拾った犬や猫まで居る。
そんな人が、呑気に電話してくるくらいだ。
最悪の状況ではないんだろう……
「しっかし温かくなったな」
さすが4月ともなれば、深夜でも寒くない。
片側2車線の国道2号を走って行く。
途中、右車線を爆音を響かせ数台が通過していった。
青、赤、銀。
一瞬だけカウルが見えて、テールランプの残光と消える。
「速いなぁ…」
元気だねぇ~。
そうこうしてるうちに到着。
「おーい。こっちこっち」
広々とした公園の駐車場にヒデオさんと、バイクの傍らグッタリと腰かけるライダーの兄ちゃんが居た。
「すまんすまん。兄ちゃんが1人でキャンプしてて、心配でのぉ」
1人喋るヒデオさん。
「飯も食っとらんち言うけんね、放っとけんやろ」
傍らの兄ちゃんを見ると、街路灯の光も手伝って青ざめて見えた。
「………」
当の兄ちゃんはなにも言わない。
くっきりと眉間に寄ったシワ。
恐らくは私達を警戒しているんだろう。
無理もない。何せ夜営してたら、いきなりうるさいオッサンに絡まれ、あげく仲間まで呼ばれてるのだから……
「……旅の方ですか?」
私の問いに兄ちゃんが頷く。
「うち、飯屋やってるんですよ。食べに来ませんか?」
ヒデオさんの勢いに乗っかり提案。
兄ちゃんが露骨に嫌そうな顔になる。
「これも旅。旅は道連れ、世は情けですよ」
「そうばい、そうばい。タダオの飯は美味かぞぉ~」
ヒデオさんも畳み掛ける。
「分かりました」
兄ちゃんが折れた。
「では私のドラスタに付いてきて下さい」
ヒデオさんに別れを言って、兄ちゃんのエストレヤと店を目指す。
途中、はぐれてないかミラーで確認。
その姿にはドッと疲れが来ているのが見えた。
「こりゃ腕によりを掛けなきゃね」
店の前にドラスタとエストレヤを停める。
「どうぞ~。いらっしゃいませ~」
入口の鍵を開け、店の照明を点ける。
「……すいません」
兄ちゃんの申し訳無さそうな声。
とりあえずテレビを垂れ流す。
準備の傍ら見れば、探偵ナイトス○ープが放送されていた。
「………」「………」
吹き抜けの厨房で料理を作っていく。
何を作るかは決めていた。
「……この町に来る途中、若いライダーと会ったんですよ」
兄ちゃんがポツリと喋る。
「……そうですか」
兄ちゃんの話を相づちを打ちながら聞く。
旅での出会い
旅のきっかけ
そして今の現状
兄ちゃんの漠然とした澱のようなモノを欠片ながら享受する。
「そうなんですね。じゃ」
一通り話が進み、またナイト○クープもCMに入った所で、私は出来上がった料理を出した。
「鶏カシューナッツ炒めです。ご賞味あれ」
大皿に溢れるほどに盛り付けた渾身の料理。
「……頂きます」
兄ちゃんの目に少しだけ光が見えた。
スプーンで口に運んだのを確認し、次の料理に取りかかる。
「ーーうめぇ」
こぼれる言葉。その言葉に心が温かくなる!
兄ちゃんがスプーンを進めていく。
まずい! このままでは間に合わん!
大急ぎで鉄鍋を振るう。
「はい、チャーハン!」
こんもりと盛ったチャーハンを追加。
「うめぇ」
兄ちゃんがハフハフと息を荒立てながらも感想を言ってくれた。
「ふふふ」
私は もはや笑みを隠せなかった。
これだ。これなんだ!これこそが私の幸せ!
私は片付けの傍ら、頬張る兄ちゃんを眺めた。
しばらくして。
「……ふぅ。ごちそうさまでした」
兄ちゃんが手を合わせる。
「お粗末さまでした」
「ホント美味しかったです」
「ふふふ、そうですか。お口に合って何よりです」
私は満ち足りた気持ちで皿を片付ける。
兄ちゃんが何を言うでもなく、テレビを眺める。
「~~」「~~」
テレビの音と洗い物の音が場を支配する。
「ーーあの」
私は兄ちゃんに話しかける。
「さっきの旅の話ですけど……」
ーーそう断って。
「私の考えを言っても良いですか?」
尋ねる。兄ちゃんは頷いてくれた。
「私は貴方を知りません。……でもね。1つだけ貴方のことが分かります」
「それはバイクに乗っているということ」
私の言葉を兄ちゃんが静かに聞く。
「今の時代、バイクに乗らなくてもどこでも行けます」
「車、電車、飛行機に船。より安全に移動、目的をこなせる手段は幾らでもあります」
「Y○UTUBEを見ればアマゾンの奥地でも富士山の山頂でも時速300キロのクレイジーな世界でも見ることが出来る」
ーーでもーーそれでも。
「貴方と私はバイクに乗っている」
「同じセカイを目と肌と耳で感じている。これって素晴らしいことじゃありませんか?」
兄ちゃんは何も喋らない。
「生きていると色々なモノに縛られます」
「最早自分が何のために生きているのかと 道標 を見失うことだって有る」
「そんな時にするのが、旅なんじゃないですかね?」
「絡まる有象無象から己を解き放ち、自分の居場所、自分の行く先を、道標を確認する」
ーーそれが旅。
……それが見つからなかったら?
兄ちゃんの真っ直ぐな瞳。
ーーその時は。
「周りを見てください。貴方の周りには私達(ライダー)が居ますよ」
「知ってますか? ライダーのメットが簡単に脱げるのは相手と喋る為なんですよ」
兄ちゃんにパインジュースを差し出す。
「バイクも人も1人で立ち続けることは出来ません。もし見失って倒れそうな時は」
おまけで冷蔵庫から胡麻団子も出す。
「支えますよ。時代も地位も全てを飛び越えてね」
バイクに心底惚れてるバカ同士仲良くしましょうや。
「…………なるほど」
兄ちゃんが胡麻団子を食べる。
「すいません。長々と自分語りしてしまって」
まさしく汗顔の至り。支離滅裂なことを喋ったかもしれない。
「……ん?」
ドコドコと聞きなれた音が聞こえた。
店の外が明るく照らされる。
そして。
「おーい。まだやっとるかーい」
ヒデオさんがやって来た。
「酒も持ってきたぞぉ! 喜多屋ぞ喜多屋!」
「えぇ~。酒飲んでどうやって帰るんですかぁ?」
「お前ん家泊まりゃ良かろうもんッ! あ、兄ちゃんもの。今日は帰さんぞ! 面白か話ば聞かせんかッ!」
ヒデオさんが兄ちゃんの横に陣取る。
「んもう~」
絡まれる兄ちゃんを見る。
「これで貴方も私も~♪な~か~ま~♪」
気付けば眉間のシワは消え失せてーー
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