灰色ワッチさんが投稿した愛車情報(Street Triple)

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    灰色ワッチさんが投稿した愛車情報(Street Triple)
    灰色ワッチさんが投稿した愛車情報(Street Triple)

    まるっと1年乗りました。 Triumph【STREET TRIPLE】
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    大型二輪免許を取得して直ぐに乗り始めたU.K.製のバイクです。 以前から憧れていたモデルで、免許を取ったら乗ろうと決めていた1台です。
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    映画の『Mission Impossible 2』を見てまずは上位機種の[SPEED TRIPLE]を好きになりました。
    そして、[SPEED TRIPLE]を調べていくうちに、そっくりな見た目でエンジンスケールがダウンした、[STREET TRIPLE]に出会いました。
    そして好きになりました。
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    私の乗っているモデルは2009年式。
    現行モデルはモデルチェンジを受けて、外観が大きく異なります。
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    日本製の250cc~400ccクラスのバイクと同様の車格に675ccのエンジンが搭載されています。
    しかも、U.K.仕様の制限なしエンジンです。カタログ/サービスマニュアル値最大出力は106ps!
    しかし、タイヤサイズも同じ為か、よくHONDAのホーネットに間違われます。
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    "特徴"と言える「3気筒エンジン」ですが、表現するならば『"ちょうど"爆発がつながる』様な感覚です。
    4気筒以上の様なリニアな感覚(水面を走る忍者の様な)までは滑らかではなく、並列2気筒の様なドドドド感でもない、1回づつの爆発に後の爆発がちょうど手をかけてつながっていくかのようです。
    爆発間隔が広いワケですが、V型気筒の様な粘る引っ張りは有りません。
    軽快さと鼓動感を両立した、独特のエンジンフィールです。
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    回転数を上げた時のうねり音は、4気筒車の音に低音を足したような感じです。
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    日本車の軽自動車は3気筒の車種が多いですが、同じ様なフィーリングを感じられないのはなぜでしょうか?
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    乗り始めた当初は、普通に扱う事が出来ませんでした。
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    初めてのミドルクラス、しかも以前乗っていたSUZUKIのRF400RVよりも30kg近く軽く、出力は倍以上…。
    初めて交差点を曲がる際、直前に乗っていたTW225Eの感覚が残っていたためか、いきなり後輪を空転しながら右折しました。
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    私が乗っている旧式のモデルには、トラクション等のコントローラはついていません。ABSもありません。
    全ての挙動が「生(ナマ)」で体に届きます。"地面効果アクセル"健在です。
    こと非調整式のフロント倒立フォークからは、車体が乗り越えようとする段差やうねり挙動を路面と車体の両方から押し付けられる様です。特別なサスペンション構成では無いため、老朽化した道路の凹凸を走り超える際は、細かい突き上げが事細かに伝わってきます。
    モデル名の通り、Triumph社のラインナップの中では「街乗り」をコンセプトに掲げており(モデルR・RSを除きます)、脚周りの装備は基本的な構成で、"スポーティ(SPORTY)"ではありますが"レーシー(RACE)"ではありません。
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    2000年以前のバイクの様に、履いているタイヤでフィーリングが随分変わります。
    現在はPILELIのDIABLO-2を履いています。穏やかで、安定性に優れるフィーリングです。
    雨天に強いですね。
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    4気筒以上のエンジンの様な継目無いリニアフィールではないとはいえ、加速時にもたつくことは有りません。
    鼓動感を残したまま駆け上がる回転数は、着実に回転数毎の爆発力を引き出して「しっかり」回転数を上げていくニュアンスを「高速」でこなしていく感覚です。
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    1・2速で強めに加速すると、後輪タイヤの捻じれが感じられます。もう少し大きくアクセルを開けば、前輪が上がるのでしょう。
    2速のパワーバンド入り口近辺が、おおよそ100km/h。
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    リアアームの形状が功を奏したのか、通常の加速中にフロントが浮いてしまうこともありません。
    加速の最中は、シート辺りから前転するようなモーメントが伝わってきて、浮き上がりと釣り合って前方向にベクトルが向きます。
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    一応日本では「大型(BIG-CLASS)」に分類されるミドルクラス排気量675ccのエキゾーストが、お尻の真下を通る配管レイアウトになっているSTREET TRIPLEに、私2019年の2月から乗り始めました。
    そんな真冬の中でもラジエータのファンが頻繁に回る熱量に対して、夏のことを思うと気が重かったのですが、夏場も大きな変化はなく、安心して走行できました。
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    ただし、夏場気を付けないと、薄手のパンツを着用して走行していると、右足付け根が非常に熱いです。火傷するんじゃないかと思いました。低温ではありません。高温火傷です!
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    車体に対して高め重心の腰高レイアウトは安定性に不安がよぎりますが、そもそもが小型の[STREET TRIPLE]ではそこまで大きな影響は有りません。
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    足つき性も良好です。元々低め設定のシートなうえに、燃料タンクよりも下がギュっと絞られていて、股下76cmの私(スグに忘れてください)でも両足がペッタリつきます。
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    前の所有者がハンドルを交換して少し上がったポジションになっているので、どちらかというと起き上がった体勢で乗ることになりますが、別に峠を攻めストレートで全伏せする訳ではないので良いのです。
    逆に、私の趣味である「滝めぐり」の際には未舗装路(砂利轢きにもなってない土・枯れ植物の道)を動き回ることも多いので、けっこう助かっています。
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    残念ながら、収納スペースはあまり大きくありません。しかし、E.T.C.の本体やいくらかの工具を収納することが出来ます。 特徴的で複雑な車体構成の為、市販のミニバッグ・工具ケース類を車体に固定するのは、なかなか難しいと思います。ある程度割り切って、大胆な取り回しが必要です。
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    私の体型的に、もう少しステップが後ろに有れば良いと思うので、なんかしら工夫してステップ位置を動かそうと思います。
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    1年間経ってトラブルと言えば、ウインカーの強度です。
    きっとTriumph車全般に共通する弱点だと思うのですが、前後とも"ステー"で左右に伸びたウインカーの"ステー部分"があからさまに弱いのです。
    柔軟性を持たせるために凹凸のついたゴムによるステー(家電の電源コードの様なモノ)ですが、内部を電線が通るため中空構造であり、一番弱い箇所はTOPPO(御菓子)の様に薄いストロー状です。
    ・購入当時のウインカーは風圧で折れました。
    ・カナブンの体当たりで折れました。
    ・車の跳ねゴミで折れました。
    ・バイクカバーを引っ掛けて折れました。
    …本当に壊れるのはウインカーばかりです。
    前ウインカーは、"SHOEGOO!"(靴裏の補修材。接着剤的に固まり、柔軟性を残した剛質なゴムとして固まる)で固めてやりました。
    後ウインカーは、構造の堅いL.E.D.ウインカーに取り替えました。
    対処した後、ウインカーのトラブルは起きていません。
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    強いて言えば、"ハザード機能"が無いことが悔やまれます。
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    YouTUBERの二宮祥平さん(バイクショップの「WHITEBASE」の社長?店長?)がおっしゃっていらっしゃいましたが、
    【600cc台というミドルクラスバイクが、ライダーを成長させてくれる】というのが本当に良く分かる1台です。
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    決して扱いきれるモノではありません。
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    しかし、【扱いきれない存在と、どう向き合っていくか?】←コレが重要だと思います。
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    …教習所で最初の「適性検査」で言われるのと同じですね。
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    これからもじっくり乗っていくために、 今日も安全運転で行ってきますっ!
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