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バツグンの機動性で
新しい遊びを切り開け!
トライアル車的な佇まいのトリッカーからは、既存のオフ車にはないテイストが感じられる。いざ走り出しても、その予感はずばり的中。何でもできてしまいそうなフィーリングは、まさにトリッカーが作り出した新しい世界観に満ちているのだ。
小柄な車体はまたがった瞬間から親しみやすさがたっぷりだ。だから、憶することなく「トライ」してみようという気が起きる。それはトライアルのセクションだったり、BMXのトリッキーなアクションだったりのイメージだ。バイクを自在に操る感覚と達成感、その喜びを存分に!
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走りの資質というか、その可能性に真骨頂のあるトリッカーではあるが、ストリートバイクとしてカスタムベースにも格好の1台。そんなキャラクターを反映して、市場にはカスタム車両も多数見受けられる。思いのほか高額な相場はその影響だ。デビューから1年が経過し、タマ数はこれから増えていくはず。 |
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アクティブなカスタムバージョン
バリエーションとして追加された「S」は、専用カラーのオレンジを大胆にフィーチャー。前後ホイールリムに入るピンストライプが軽快で躍動感を演出する。タンクのサイドパネルも着色済みの樹脂とはせず、塗装仕上げで質感を向上させたスペシャルな1台だ。 |
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見事なまでの
ディテールのこだわり
車名のXLは、かつてホンダのオフロードラインアップを飾った由緒あるもの。XRの時代にあえてXL……それはビンテージにこだわりまくったディテールを見れば一目瞭然だ。
基本的にはSL230をベースとするが、リヤは2本サス。タイヤだってレトロなキャラメルブロックだ。オフ性能だけなら、ずばり逆行だ。
でもこれがXLのいいトコロ! いい感じに力の抜けた雰囲気は気負わず付き合えるし、未舗装路に踏み込むのだって朝飯前。マイペースで楽しもう! |
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カタログ落ちしてしまったので、現在は中古でしか手に入らない。販売期間が短かったためタマ数は潤沢とはいえず、今後も増えるとはいいがたいというのが実状だ。また、今ストリートシーンでオールドXLが注目を集めていることを考えると、早めに手を打ちたい1台といえる。年式を考えれば、どう考えてもこちらのXLがオススメだからだ。 |
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どこでも普通に走れてしまう
懐の深いビンテージオフ
ビンテージオフ、それもスクランブラーのイメージが漂う250TR。車名もスタイルも、往年の250TRをよみがえらせたセルフカバー的なバイクだ。
垂直マウントの空冷エンジンはエストレヤに搭載されるそれ。扱いやすく、頼もしい実用性には定評のあるユニットだ。このエンジンキャラクターがTRの乗り味を象徴している。
突出したものはないけど、その分、とくに苦手分野を持たない。アスファルトはもちろん、ダートだって普通に走れてしまう。そんな頼もしさが嬉しい。
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歴代、カラーバリエーションが豊富に用意されている。しかもベースカラーごとにグラフィックも異なるという念の入れようで、迷うのが楽しいモデルでもある。イメージリーダーはやはりグリーン?という予想に反して、街なかではホワイトを良く見かける。中古市場ではまんべんなく色がそろい、価格的な差もない状況だ。 |
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