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独走フル加速! GooBike流ベストチョイスで’05バイクライフを
Scooter
栗栖リコメンド
スポーツ性を求めるよりも使い勝手の実用性を重視
 二輪AT免許導入を受けて、スクーター市場もさらに活気づきそうな気配だ。一般的なバイクと比較すると、スポーツ性がどうのというよりコミューターとしての機能性がいかに優れているか、ということのほうが重要だと思う。操作が簡単なのは当然として、実用装備の使い勝手はどうか、走行安定性、エンジン特性が走りやすさにつながっているかが大切なポイント。
 それらを総合的に考えてラインアップを眺めてみると、フォルツァZに白羽の矢が当たる。最新技術をフルに取り入れて開発されているだけに、走りのよさは250であることを感じさせない。なかでも6速マニュアルモードにも設定できるホンダSマチックは、ワインディング走行や急な坂道の上り下りでとくに威力を発揮。操作する楽しみと安心感を与えてくれる。
 また、盗難抑止効果の高いスマートカードキーも、いかにも21世紀にふさわしいシステムだ。フロントパネルに装備された大型コンソールBOXや、62L容量のシート下ラゲッジスペースも高い収納力を確保している。
 高剛性ダブルクレードルフレームや強靱な足まわりが、しっかりした走行安定性を実現してくれているし、前後連動のコンビブレーキも強力で安定した制動力を発揮する。
 流行りのショートスクリーンしか設定されていないのが残念だが、メインステージである市街地はもちろん、高速道路やワインディングを走るツーリングまで、快適で安心の走りを約束してくれる。
 気軽にタンデムツーリングにも使いたい人には、ひとクラス上のマジェスティ400、シルバーウイング400、あるいはスカイウエイブ400という選択もある。エンジンに余裕があるのでタンデム走行でも力不足を感じる場面が少ない。4月以降の解禁後に高速走行もするとなればなおさらだろう。
 250ながら、安定性の高い走りと力のあるエンジンを持つグランドマジェスティも、これからの主力スクーターの1台。スクーター版ツアラーとしての魅力は高い。
 日常ユースよりもロングクルージング主体で乗るならスカイウエイブ650LXが面白い。250kg近い車重なので取りまわしは軽くないが、ひとたび走り出せば高い安定性を保ったままスピーディにクルージングできる。マニュアルモードを使って走る楽しさもある。
SUZUKI SKYWAVE 650
力のある水冷2気筒エンジンのおかげで高速走行がラクチンだ。たしかに大きく重いが、走行安定性が高く、快適に走ることができるのがなにより。追い越し加速もスムーズにできるから安心でもある。また、マニュアルモードを使えばワインディングも楽しい。タンデムにも最適。今後の高速タンデム解禁後に楽しみなバイクだ
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SUZUKI SKYWAVE 650
YAMAHA GRAND MAJESTY
アルミフレーム採用による車体の高剛性化と足まわりの強化によって、安定性を増した点が、走りのよさを一段と引き出している。エンジンもパワフルで、一般的な高速走行に不足は感じない。取りまわしはけっしてよいとはいえないところもあるが、大柄なボディがもたらす快適な乗り心地は、ロングランも許容してくれる
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YAMAHA GRAND MAJESTY YAMAHA GRAND MAJESTY
HONDA PS250
スクーターの既成概念を打ち破る個性的なオープンスタイルは、それだけでも十分に魅力的なモデルだ。クローズドの積載スペースこそないが、バックレストにもなるリヤシートなど、実際に使ってみると意外なほど快適だ。シンプルさが特徴のネイキッドスクーターだからこそ、使い方は自由自在となっている
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HONDA PS250
松井リコメンド
簡単操作、大容量ラゲッジを備えたMTモード付きスポーティスクーター
 05年「バイク界の重大ニュース」の1位と2位は、はやくも、高速道路2人乗り解禁とAT免許制度スタートでキマリだ、という感じがする。考えてみれば、フュージョンに乗りたいのに、教習所のコースで、CB400SFに乗って坂道発進の練習することは、どうなのよ?と心のなかで毒づいた人がどれほどいたことか。免許取得時にきっちりスクーターで練習するほうが遙かに現実的だ。
 でも、僕のリコメンドは、スポーツバイク的視点から見たスクーター選びになる。なぜかといえば、スポーツバイクに勝るとも劣らないライディングファンを備えたスクーターの存在に僕自身、かなりなびいてしまっているからだ。
 同じように、バイク経験豊富で、スポーツバイク専門に乗り継いできた人でも、心のどこかにスクーターがほしい、という潜在意識を自覚している人は少なくない。たとえば友達がビッグスクーターに乗っていて、いっしょに走りに出かけたりする。アクセルひとつの発進や、荷物をシート下にポンと放り込むさまに「ジェラシー」を感じることもあるはず。
 でも、峠道に入ると、シフトチェンジをして、エンジンを操り、ブレーキで前に移る荷重を意識するようになると、やっぱりスクーターのアクセルとブレーキだけに頼った走りは物足りなくなる。
 しかしだ、フォルツァZとスカイウエイブ650が備える変速モード付き電子制御CVTは、左側スイッチボックスについた2つのボタンで、まるでマニュアルバイクのように「ギアチェンジ」ができるのだ。もちろん、クラッチ操作はない。言い換えれば、PS2用のクルマゲームソフト、グランツーリスモでMTを選択するようなもの。
 両車とも左のハンドルスイッチボックス内にUP、DOWNのスイッチがあり、それを操れば、スクーターのタコメーターをフルに使って加速することも簡単。効率的に加速をするフルATモードと、エンジンの回転数を任意に選べるマニュアルモードで、天と地ほど速さが変わる、ということはないが、坂道での追い越しや、タンデム時にエンジンブレーキを効かせたい、というときなど、積極的にコントロールして楽しめるのだ。とくに、スカイウエイブの走りはパワーに余裕もあってかなり楽しめる。フォルツァも絞り出す快感がある。この快感はスクーター嫌いにこそ、今ススメたい。
HONDA FORZA Z
HONDA FORZA Z HONDA FORZA Z
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GooBikeリコメンド
YAMAHA TMAX
ワインディングでスポーツバイクに引けを取らないスクーターというふれ込みで発売され、その言葉どおりスクーターとは思えない性能を発揮する。最大バンク角50度、前輪荷重47%は、まさにロードバイクに匹敵。新型ではハンドリングに磨きがかかり、さらに走りを楽しめるモデルとなった。フロントブレーキのダブルディスク化にも注目
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HONDA CB400SS HONDA CB400SS
HONDA FUSION
一度、絶版車となっていたが、市場の要望によってモデルチェンジして復活を果たしたリバイバルモデル。今流のスクーターには見られない角張ったデザインと、大きな見やすいデジタルメーターが特徴となっている。低いシート高で、足つき性がグッド。ロングホイールベースによる、心地よい乗り味もオススメのひとつだ
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KAWASAKI エリミネーター250V
さらに加速!
輸入モデルで個性を引き立てる!
同じスクーターを買うにしても、ほかの人といっしょじゃイヤだ!という人にオススメなのが輸入モデル。日本車にはないデザインで、独特の雰囲気を持つスクーターがたくさん! 自分らしさを主張するのにもってこい。メーカーの国柄が出ている乗り味も要チェックだ!
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