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晴れと雨では大違い!雨の日ライディングはココに注意!!

いくらバイクの機能が高いと言っても、やはり晴れの日と比べれば、雨の日のライディングは危険がいっぱい!
まずは雨のライディングで注意すべきポイントを紹介しよう。

何をするにも時間が掛かる 余裕を持った行動が重要!

 暖かい日差しや気持ちの良い風のなかを走るのがバイクの大きな魅力。晴れの日のライディングは本当に楽しいものである。それに対して雨の日と言えば・・・さまざまな制約や不具合などがつきまとう。しかし、たとえばバイク通勤をしている人や、友だちと久しぶりに行くツーリング、さらにロングツーリングではホテルを予約していることもあるだろう。なかには「晴れの日だけ走る!」というライダーもいるが、実際には雨だって“走らなければならない”ライダーは多いはずだ。だけど、しっかり準備を整えれば、“走らなければならない”が、“走りたくなる!”になる。
 まずは、そんな雨の日ライディングを楽しむための前段階・・・注意ポイントを説明していこう。
 なによりも大変なのが、走り出すまでの準備である。ライディングジャケットにグローブ、ブーツにヘルメットがライダーの基本的な装備だが、雨の日はさらに、レインウェアにブーツカバーなどが必要。出かける前から普段よりも大変だが、目的地に着いたらびしょ濡れになったレインウェアを脱ぎ、それらをしまわなければならない。ツーリングの道中、コンビニなどで休憩するにも、びしょ濡れのまま店内に入るわけにもいかないので、これまた大変・・・。いちいち手間と時間が掛かる。
 だからこそ、雨の日をスムーズに過ごすには、十分な時間のゆとりがポイント。通勤だろうがツーリングだろうが、余裕のあるスケジューリングが重要なのだ。

雨の日の準備
まずは
準備が大変!!
レインウェアはもちろん、ブーツカバーやバッグ用レインカバーなど、とにかく準備が大変。さらに目的地に着いたあとや休憩でもレインウェアを脱がなければならず、なにかと時間と手間が掛かるのだ。
道路状況
道路状況
周りの車や歩行者なども視界が悪く、滑りやすい状況にある。これらの動きにも十分な注意を払いつつ、いつもより滑りやすい路面にも気をつけたい。
視界
視界
ヘルメットのシールドについた雨粒は、体力だけでなく視界も奪う。雨粒はシールド外側を冷やすので、内側が曇りやすくなるのも注意すべきポイント。
体力
体力
レインウェアは地肌が濡れるのを防いでくれるが、それでも長時間乗っていると雨粒が体を冷やし、体力を奪っていく。いつもより多めの休憩が必要だ。

普段にも増して
慎重な運転が必要だ!

 余裕が必要なのはスケジューリングだけではない。いくらレインウェアを着ていても、雨粒は容赦なく体温を奪い、体力を奪っていく。ツーリングなど長時間走るときは、いつもより多めの休憩が必要となるだろう。雨粒はさらに視界も奪うので、運転にも余裕が必要。マメに雨粒を拭きつつも、スピードは控えめで、しっかりと周りを見て運転したい。視界が悪いのは自分だけではなく、周りの車や歩行者も同じ。車間距離をしっかり取って、歩行者や自転車などにも気をつけよう。雨の日の道路はあらゆる面で、晴れの日とはまったく異なるものなのだ。
 晴れていればなんてことはない横断歩道や車線の白線は滑りやすく、水たまりは当然スリップの原因となる。普段でも滑りやすいマンホールや落ち葉は濡れるとさらに滑りやすい。通勤中の交差点やツーリングでのワインディングなど、普段以上の慎重なライディングを心がけよう。
 晴れと雨では大違い・・・しかし、それをしっかり理解していれば、雨の日のライディングも、決して悪いものではないはずだ。

コーナー
コーナー
車体をまっすぐ立てているときはスリップしにくいものだが、交差点やワインディングなど、車体を傾けているときは慎重に!右で紹介しているような、滑りやすい「障害」によって、転倒の危険性が一気に高まるのだ。
白線
白線
横断歩道などの白線は濡れると滑りやすくなっている。走行中だけではなく、信号待ちなどで足をおろしたときに白線で滑ることもあるので気をつけたい。
水たまり
水たまり
雨といえば、道路にできる水たまり。バイクが滑りやすくなるので、注意が必要だ。水たまりがなくても、雨の日は道路全体が濡れて滑りやすくなっている。
落ち葉
落ち葉
落ち葉もスリップの原因のひとつ。乾いた状態でもタイヤからグリップを奪うが、濡れている場合はさらに滑りやすい!山中のワインディングなどでは、特に注意したい。
マンホール
マンホール
マンホールはバイクの大敵!晴れた日の乾いた状態でも滑りやすいが、濡れるとさらに滑る!とくに交差点など、車体を傾けているときは踏まないようにしたい。

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