何をするにも時間が掛かる 余裕を持った行動が重要!
暖かい日差しや気持ちの良い風のなかを走るのがバイクの大きな魅力。晴れの日のライディングは本当に楽しいものである。それに対して雨の日と言えば・・・さまざまな制約や不具合などがつきまとう。しかし、たとえばバイク通勤をしている人や、友だちと久しぶりに行くツーリング、さらにロングツーリングではホテルを予約していることもあるだろう。なかには「晴れの日だけ走る!」というライダーもいるが、実際には雨だって“走らなければならない”ライダーは多いはずだ。だけど、しっかり準備を整えれば、“走らなければならない”が、“走りたくなる!”になる。
まずは、そんな雨の日ライディングを楽しむための前段階・・・注意ポイントを説明していこう。
なによりも大変なのが、走り出すまでの準備である。ライディングジャケットにグローブ、ブーツにヘルメットがライダーの基本的な装備だが、雨の日はさらに、レインウェアにブーツカバーなどが必要。出かける前から普段よりも大変だが、目的地に着いたらびしょ濡れになったレインウェアを脱ぎ、それらをしまわなければならない。ツーリングの道中、コンビニなどで休憩するにも、びしょ濡れのまま店内に入るわけにもいかないので、これまた大変・・・。いちいち手間と時間が掛かる。
だからこそ、雨の日をスムーズに過ごすには、十分な時間のゆとりがポイント。通勤だろうがツーリングだろうが、余裕のあるスケジューリングが重要なのだ。