IMPROVEMENT PLAN PART／02 ステップアップ編

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IMPROVEMENT PLAN PART／02 ステップアップ編

近年、ライダーの間でも人気が高まっているのが、ウェアラブルカメラ（身につけられる超小型カメラ）を使った動画の撮影。ツーリング時に風景を記録したり、自分や仲間のライディングシーンを撮影したりして、旅の思い出を動画として残すライダーが増えているのだ。写真のようにいちいち駐停車して撮影する必要がないというのも人気の理由だ。

●ミッドランドXTC-285

価格／1万8360円　問い合わせ／リンクス　http://linksofjapan.jp/

大昔のインカム（インターコム）は、有線だったり無線機を別途用意したりしないといけなかったが、現在はブルートゥースを使ったワイヤレス方式が一般的となり、超お手軽にインカムを導入できるようになった。マスツーリング時に仲間とコミュニケーションを取るだけでなく、音楽を聞いたり携帯電話の通話に使ったりすることもできるのだ！

●ミッドランド BT NEXT-C

価格／2万5812円　問い合わせ／リンクス　http://linksofjapan.jp/

クルマよりもむしろ、バイクにこそ絶対に導入すべきアイテムがETC車載器。料金所で足を着いて停止したり、グローブを外して料金を支払ったりする必要がなくなるため、より安全でスマートな高速移動が可能になる。

●アンテナ分離型ETC車載器

価格／2万9623円
問い合わせ／ミツバサンコーワ　http://www.mskw.co.jp/

多くの人が日常的に使用しているスマートフォンを、バイクのハンドルまわりにしっかりと固定すれば、ナビゲーションシステムとして活用可能。ブルートゥースでインカムと接続すれば、より多くの機能を使えるぞ！

●サインハウス・マウントシステム

A-44/M8シリーズSmartPhoneユニバーサルホルダータイプ3
価格／1万7280円　問い合わせ／サインハウス　http://www.bolt.jp/

バイクに使えるデジタルアイテムは、どんどん増えている。たとえば昨年新発売となったエアモニバイクは、ハンドルまわりに装着した超小型モニターで、タイヤ空気圧をリアルタイムで知ることができる便利グッズだ。

●エアモニバイク

価格／1万9440円
問い合わせ／プロテクタ　http://www.pro-tecta.com/

21世紀は、ツーリングも
ちょっとずつハイテク化

　孤独と不便に耐えながら、ひとりハンドルを握って遠くへ・・・という時代は終わったのかもしれない。いまやバイクの世界でも、デジタル技術を活用することで、コミュニケーションや快適性を向上させるというのが、ごく当たり前のことになった。
　人気アイテムとなっているのは、普段使いのスマートフォンを活用するためのグッズ、ブルートゥース技術を採用したインカム、動画を撮るウェアラブルカメラ、そして車種によっては新車に標準装備されていることもあるETC車載器など。このうちETC車載器は、セットアップも必要なので、愛車購入と同時にショップへ装着を依頼してしまうのもいい方法かも・・・。

QUESTION

Q　今後の注目技術は？

A　安全性向上にもつながるHUD

現在、開発が進められている電脳技術のひとつが、ヘルメット内蔵型モニターであり、BMWは今年になってHUD（ヘッド・アップ・ディスプレイ）のプロトタイプを初披露した。実現すると、ディスプレイ部に現在の走行速度や交通情報などが表示され、ライダーがメーターやナビシステムなどに視線を移すことなく必要な情報を入手できるようになる。