いまの世界GPは、1000cc/600cc/250ccという3クラスのみだが、かつては50cc/125cc/250cc/350cc/500ccとかなり細かい区分けになっていた。こうした理由からそれらに該当する排気量のバイクは世界各社で作られていたのだ。
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![]() 中型免許が登場した70年代中盤から80年代にかけて、各社は400クラスへ大量の新型車を投入する激戦の時代を迎えた。2スト・4スト、シングル・ツイン・トリプル・4発とエンジンタイプも様々で、非常にバラエティに富んでいたのが特徴。写真右はカワサキのZ400FX(81年/4スト空冷4発)、写真左は スズキのGT380(74年/2スト空冷3発)。 ![]() ![]()
欧州メーカーを追いかけてバイク作りをしていた当時の日本。当初は欧州車のフルコピーも存在したほど。ゆえに、独自の排気量区分として250が生まれたというより、先進国に準じて250クラスが存在した、という解釈の方が正しいだろう。写真右は60年代に圧倒的人気を誇ったホンダCB72。写真左はスクランブラーとして海外市場でも人気だったホンダCL72。 ![]() ![]() |
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