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VTwin大特集
空冷vs水冷エンジン編

エンジンの温度管理が楽で年々厳しくなる環境対策を考えれば……。圧倒的に有利な水冷エンジン
しかし、空冷エンジンには開発者たちの努力やバイクならではの冷却フィン。そんな魅力が見えかくれする

バイクならではのむき出しのエンジンは性能だけでは語れない
そこには乗り手を満足させる美しさが追求されていた
 エンジンはバイクにとって単なる動力源ではなく、そのバイクの個性を語る顔という大切な役割をもっている。それに相応しいエンジン。ときにそれは、同じVツインでも、冷却方式ににまで話がおよぶ。
 たいていの場合、空冷論者が水冷を圧倒する。エンジンの表情の彫り(フィンなど)の深さとでもいおうか、空冷のたたずまいが与える力みたいなものがそうさせるのだろう。
 一般的に空冷Vツインの場合、車体の後方側に位置するシリンダーの冷却が厳しいと言われている。水冷なら冷却水によって、理想の温度で管理しやすい。しかし、空冷では温度の一定化が難しいために、ピストンとシリンダーの摺動面にあるクリアランスを、水冷より広めに取るのが普通だ。
 ピストンとシリンダーの熱膨張を考慮した、わずか100分の1mm単位のクリアランス差が、アクセルを開けたときのレスポンスやフィーリングの違いになって乗り手に伝わってくる。そんな官能評価が冷却論におよぶのだ。
 そして、プロポーションとラジエターの融合という部分もからんでくる。
 水冷エンジンのクルーザーがラジエターを小型化して馴染ませ、空冷のような冷却フィンをつけて、積極的に冷やしているモデルも存在する。こんな部分もVツインという、テイスト重視のエンジンならではのエピソードだろう。
松井 勉のプチインプレッション
MOTOGUZZI Griso  
MOTOGUZZI Griso
グッツィ伝統の縦置きエンジンが
独得の個性を生む
 アバンギャルドなルックスにモトグッツィ伝統の空冷Vツインを搭載したグリーゾ。そのエンジンが見せる鼓動感を伴った加速はモトグッツィの魅力の源泉だ。
 スペック的に最強最速という文字は躍らないけれど、このエンジンほど心に突き刺さる心地よさを持ったユニットは数が少ない。
 イタリアンバイクらしく、ワインディングでは積極的に走りたくなるパッションも持ち合わせている。ブレンボ製のブレーキの効きとサスペンションのセットも絶妙だ。
MOTOGUZZI Griso
SPECIFICATIONS
エンジン:空冷4ストロークOHV 2バルブ90度V型2気筒
総排気量:1064cc
ボア×ストローク:92×80mm
最高出力:65Kw/8000rpm
最大トルク:94Nm/5400rpm
全長×全幅×全高:2250×870×1270mm
シート高:790mm
乾燥重量:229kg
燃料タンク:17L
タイヤ:F 120/70-17 R 180/55-17
価格:186万9000円
MOTOGUZZI Griso モトグッツィは進行方向に対してクランクシャフトを縦置き車体にマウントする。停止時にアクセルをあおると車体が傾く特性を持つ。
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