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VTwin大特集
ボア×ストローク編

ボア×ストロークは排気量を決めるだけではなかった
ボアとストロークの関係から生まれるエンジン特性を知っておくとバイク選びが楽しい

自分がどんな走りを求めているのか
ボア×ストロークから特性を判断する
 エンジンの表情を決定づける要素のひとつにボア×ストロークがある。ボアはシリンダー直径、ストロークはピストンが上下する距離をいう。
 たとえば、今回試乗したMT01は、もともとクルーザー用の空冷エンジンを搭載したスポーツバイクだ。そのエンジンのボアは97mmで、ストロークは113mm。対するドゥカティのS4Rの水冷エンジンは、ボアが100mmで、ストロークが63・5mm。明かなショートストローク型をとっている。ボア×ストロークによって、クランクシャフトが一回転するMT01は、113mmの距離でピストンが往復するが、S4Rでは63・5mmで往復することになる。つまり、ショートストロークよりロングストロークエンジンのほうが移動距離が長い。
 高回転までエンジンを回す時、ピストンの移動距離が長いとシリンダーとピストンの摺動抵抗、熱問題などが起きやすい。逆に低回転では、ショートストローク型のほうがゆっくりとピストンが往復するため、吸気の充填効率がロングストローク型に比べて弱い。ロングストローク型が低中速トルクで充実しているのも、このあたりの特性が影響している。
 さらにショートストローク型では、ボアが大きいから、二つのシリンダーが干渉しないように挟み角を狭くしにくくなってしまう。同じVツインでも、エンジンの性格、求めるパワーゾーンでこれほど違いが出る。自分の楽しみ方も考慮してバイク選びに反映したい部分だ。
松井 勉のプチインプレッション
SUZUKI SV400S
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SUZUKI SV400S
あらゆるシーンでVらしさを満喫する
SV400S
 400クラスで唯一のVツインスポーツとなるSV400S。アルミトラスフレームの採用で、車重は170kgを切る軽さだ。
 水冷90度のVツインは、DOHC4バルブヘッドをもち、低回転からフラットなトルク特性で乗りやすい。高回転域での伸びは、さすがにビッグVツインほど強烈ではないが、それでも十分に楽しめる盛り上がりを持ち合わせているし、EXサウンドは紛れもなくVツインだ。
 安定感のあるシャシーは、スポーティでもあり、ワインディングでもスポーツランを楽しめる。とくにコーナリングで、寝てゆく挙動はいかにもVツインモデルらしさが味わえる瞬間でもある。
SUZUKI SV400S
SPECIFICATIONS
エンジン:水冷4ストロークDOHC 4バルブ90度V型2気筒
総排気量:399cc
ボア×ストローク:72×49mm
最高出力:53ps/10500rpm
最大トルク:4.2kgm/8000rpm
全長×全幅×全高:2070×740×1130mm
シート高:785mm
乾燥重量:168kg
燃料タンク:16L
タイヤ:F 120/60-17 R 160/60-17
価格:68万8800円
SUZUKI SV400S 大きなタンクを抱え込むような前傾姿勢がこのSVの特徴。スポーツバイクらしく、峠で適正なポジションだ。カウルも高速では効果的。
ステンレス製のエキゾーストパイプを集合させ、右側のサイレンサーに導かれる排気系。平凡なスタイルながら、音は紛れもなくVツインだ。 SUZUKI SV400S
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