あらゆる方向性を秘めたミドルクラス
どれにしようか悩んでいるキミはここからスタートだ |
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ミドルクラスを作ってしまったけど、なんとも微妙なクラスです。スポーツ的なモデルもあれば、ビンテージ風もあり、ページが許すならオフ系なんてのも加えたかったくらいに、多種多様で異種格闘技のクラスとなってしまいました。
じつはそのあたりが変わり種選考委員会が目をつけたポイントなのです。たとえば、カスタムにかぎらず、この1台(+α)しかないと絞り込んでしまったユーザーは、ほかのバイクに目がいかない。しかし、どれにしようかな?? と悩んでいるユーザーには、このクラスからステップを踏んでみてはいかがなもんですか。個性豊かでありながら、極端にかたよってはいない。
性能面も含めて、シッカリと楽しめるバイクを選んでみた。FZはネイキッドに分類してやろうかとも思ったが、どこか違う。GSXだって、完全スポーツというわけでもない。今の時代に当てはめると、なんとも中途半端な感じもするが、乗ってみると、それが妙に楽しかったりする。不思議なバイクたちだ。 |
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登録台数 82台 |
中古価格 14.8〜58万円 |
平均価格 26.4万円 |
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DR350R系のエンジンをロードバイクに転用したモデル。マン島のグースネックからその名をもらい、トラスフレームに倒立フォーク、キャストホイールにラジアルタイヤと、ビッグシングルは鼓動感とノスタルジー、という狭い尺度から離れたところに1票を投じちゃおう。 |
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登録台数 80台 |
中古価格 12.6〜50万円 |
平均価格 24.9万円 |
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内野安打的ビンテージさ。ある意味、力の抜けたCL400のスタイルをボクはそう評したい。レトロ一本槍でこなかったところが乗り味にも好印象を与えていた。が、売り上げは3塁打的ヒットにはつながらず、中古市場での価格的にも値頃感がある。 |
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登録台数 75台 |
中古価格 18〜47.9万円 |
平均価格 32.2万円 |
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グースを褒めながら「SRかよ」というおしかり、ごもっともです。でも、SR500のロングストロークエンジンのフィーリングは最高。鼓動と息の長い加速。SR400がただのハンバーグなら、500はデミグラスソース付き的濃厚さ。メッキシリンダーにして再販してくれ。 |
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登録台数 54台 |
中古価格 19.8〜68.2万円 |
平均価格 33.5万円 |
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フェーザーと同一デザインコンセプトをもつFZ。ポストレプリカの地位を独占したネイキッドとスポーツマシンの融合性を目論んだバイク。それだけに性能は申し分なし。カムカバーまでデザインされた高いセンスと希少性、それに性能もよく、安心の大穴的バイク。 |
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登録台数 76台 |
中古価格 13.44〜43.99万円 |
平均価格 26.2万円 |
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刀といえば1100Sだけど、400Sもそのスタイル、細部にわたるまでオリジナルの形にしようという思い入れ、それはもう熱意に満ちている。250をビンビン回して乗るのはちょっと辛いけど、400ならその走りも十分。品質のよい個体を選んで長く愛したい、という1台。 |
※登録台数、価格などのデータはGooBike.com(11月30日現在)から抜粋。 |
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