中古ならグッと身近な存在となる
迫力のクルーザーでオトナの遊びに徹する |
|
アメリカのような道路事情なら、あらゆる走り方ができると思う。しかし、日本の道路事情、とくに年がら年中、渋滞している都会では、間違っても通勤には使えない。やっぱり、クルーザーはクルーザーなのである。
ただ、クルーザーの楽しみ方となると、話の幅はグッと広がってくる。王道はクルーザーならではの豪快な走りだが、独得な鼓動感を体中で感じるのもたまらない魅力だ。
さらにカスタムにも憧れる。週末はガレージでコツコツといじる。走るのは月イチ。そう、原寸大のプラモデルだ。おとなの趣味。髪の毛に白髪が混じりだしたら……。そんなバイク生活を送りたい。
カワサキのドリフターのように圧倒的に数が少なくいマシンもあるが、それは逆にプレミアムがつきやすい。クルーザーモデルの代表格、ハーレーも07モデルから全車がインジェクション仕様となり、それまでのキャブ仕様は中古車価格が高騰中。手が届くうちに……。今がチャンスなのです。 |
 |
| 登録台数 7台 |
| 中古価格 134.4～144.9万円 |
| 平均価格 139.8万円 |
|
|
| 蒲の穂みたいなマフラーは好きになれないが、軽量化のためにアルミフレームを使い、ワイドラジアルを履くこのウォーリアー。そのエンジンはOHVのくせに気持ちよく回る。加速中でも途切れない鼓動感とエンドレスな増速感に高性能さ、そして、独創性を楽しめるとっておきの1台。 |
 |
| 登録台数 161台 |
| 中古価格 57.75～98.8万円 |
| 平均価格 75万円 |
|
|
| 400のドラッグスターと比較して、重量こそ50kgほど重たいが、サイズ的にはほぼ同じ。トルクとパワーが大きい分、むしろ軽快にすら感じる。1500超クラスのエンジンより軽快に回り、どこにも重たさがない。「威張りより走り」という人にオススメしたい。 |
 |
| 登録台数 4台 |
| 中古価格 69.09～85万円 |
| 平均価格 79.9万円 |
|
|
| 大きなバディシートとビンテージスタイルのドリフター。400／800／1500とあるが、FIを採用した1500の走りはクルーザーにしてかなりのパンチ。色は地味なマルーン系しか選べないが、そこはセンスよくカスタムすれば、希少なバイクだけに目立つこと請け合い。 |
 |
| 登録台数 35台 |
| 中古価格 185.7～257.25万円 |
| 平均価格 221.17万円 |
|
|
| スプリンガーフォークを復活させて早18年以上。ハーレーの思い入れはたいしたモノ。しかもFL系とFX系用のフォークに共通性はなくまったくの専用設計。ヘリテイジ・スプリンガーは新しいけど古い、そんなルックスを作らせると右に出るものがいないハーレーの力作。 |
 |
| 登録台数 12台 |
| 中古価格 110.25～178.29万円 |
| 平均価格 138.1万円 |
|
|
| ゴールドウイングの水冷対向6気筒エンジンをクルーザースタイルにしたら……と夢想した人は多いはず。滑らかでパワフル、でかくてワイルド。世界中で2機種しかないエンジンを持つワルキューレ。比較するものがないだけに中古モデルの割高感も納得か。 |
| ※登録台数、価格などのデータはGooBike.com（11月30日現在）から抜粋。 |
|
|
