アメリカンカスタムは
友達も広げるバイクだ
古くは映画の『イージーライダー』から、ここ数年のハーレー人気などに影響を受けて、盛り上がりをみせているのがアメリカンカスタムだ。
重厚で大きなマシンを活かしたいわゆるクラシカルなスタイルから、フレームを切る(CHOP)ことに端を発したチョッパースタイルまで、カスタムにおける自由度は他のスタイルの追随を許さない。カスタムパーツの豊富さも大きな魅力で、組み合わせ次第で、個性的なスタイルを作り出すことが可能なのもカスタムフリークに高い支持を得ている。
このドラッグスターも、そんな社外パーツをセンスよく組み合わせて作られた1台だ。重厚なサウンドを奏でるマフラーやマシンをシャープな印象に変えるタンク、さらに外装に施されたペイントなど、ボルトオンパーツにちょっとした工夫で、このクオリティのカスタム車両ができるあたりは、まさにアメリカンならではの魅力でもある。
バイクのカスタムだけでなく、気軽に参加できるイベントが多いということもアメリカンスタイルの特徴だ。全国で行われるミーティングに参加して、同じスタイルのバイクに乗る仲間とキャンプなどを楽しめば、自然と友達も増え、バイクに乗る楽しみ、カスタムの幅も大きくなるというもの。
バイクのカスタムにとどまらず、イベントや仲間との走りまでしっかりと楽しめるスタイルがアメリカンなのだ! その幅広さはもはやカスタムの枠を超えたライフスタイルといっても過言ではない。 |